今回のこの動画では、Amazon出品初心者講座ということで、商品ページ(カタログ)の作成方法について解説をさせていただきます。
中国輸入OEM/ODMを実践していくには、必ずAmazonでの商品ページの作成作業が発生します。プライベートブランド販売を実践していくならば通らなければならない課題です。
ですが、当然初心者であれば、商品ページを作った経験がないので、やり方がわからないと思いますし、
そもそも、正しい商品ページの作り方がわからなければ売れる商品ページを作ることはできません。
ですので、今回のこの動画を見て頂ければ自分でも商品ページを作成することができるようになりますので、しっかりと学習してください。
動画での解説講義
カタログ作成の具体的な手順と8つの項目
今回のこの動画では、カタログ作成の具体的な手順と8つの項目について解説させていただきます。実際にカタログを作成する際には、メモを取りつつ、この動画を横に表示させて一緒に作業を進めて頂ければ幸いです。
カタログ作成
Amazonで商品ページを見たことがある方は多いと思うのですが、今回はそのみなさんがよく見る商品ページを実際に作っていきます。
まず、セラーセントラルに入っていただいて、カタログ→商品登録→商品を新規に登録する
という順番で進んでください。
つづいて、
カテゴリーを選ぶ項目になりますので、出品するカテゴリーを選択してください。
大カテゴリー中カテゴリー小カテゴリーをそれぞれ選択していきましょう。
続いて、カタログを実際に作成指定くさいの項目が複数ございます。
- 重要情報
- バリエーション
- 出品情報
- コンプライアンス情報
- 画像
- 説明
- キーワード
- 詳細
この8つの項目を具体的に解説していきます。
重要情報
重要情報については、アスタリスク(*)が付いている部分については必須の項目になります。この必須項目について入力しておけば、(一定期間については)再編集が可能です。
商品名については、重要な項目です。お客さんがAmazonの検索窓で検索したときのキーワードとして最も引っかかりやすいのがこの商品名の部分になります。
したがって、商品名には商品を言い表す言葉とユーザーが検索しそうなキーワードを入れるようにしましょう。(たくさん入れすぎると効果が弱くなるので、3個から6個程度に絞ることをおすすめします)
商品名の注意点
商品名については以下の内容について注意をしてください。
- スペースを含めて全角50文字以内(服ファッション小物、シューズ&バッグ、時計、ジュエリーのみ65文字以内)
- キーワードの前後は半角スペースを必ず入れる
- 半角カタカナは使用不可
- 「セール」、「激安」「送料無料」「〇〇%OFF」などの反則文言は不可
- ブランド名+商品キーワード+キーワード
メーカー名
メーカー名は他のメーカーが作っているものであれば、そのメーカー名を入れてください。家電であれば、パナソニックやTOSHIBAなどのメーカーというメーカー名を入れます。
自分のプライベートブランド商品であればあなたのブランド名を「メーカー名」のところに入れてください。
ブランド名
続いてブランド名ですが、ロボット掃除機であれば、パナソニックの「RULO」であれば、「RULO」の部分、irobotの「ルンバ」であれば、ルンバの部分がブランド名になります。
プライベートブランド商品であれば、「あなたのブランド名」を入れていただく形で構いません。
メーカーの型番については任意となります。
ブランド名を入力するとエラーメッセージが表示される場合の対処法
ブランド名を入れると
このブランド名のASINをリストする前に、あなたのブランドをAmazonに登録しなければなりません。あなたが私たちのブランドネームポリシーhttps://sellercentral.amazon. co.jp/gp/help/G36901に準拠していることを確認してください。このブランドが登録商標の場合は、https://brandservices.amazon.co.jp/eligibilityで登録してください。それが登録商標ではなく、あなたがあなたが私たちのブランドネームポリシーを遵守していると信じているならば、売り手サポートに連絡して、エラーコード5665を述べてください。
というエラーメッセージが出る場合がございます。
セラーフォームでも問題になっておりますので、詳しくはこちらをご確認ください。
5665エラーの対処方法動画解説
その場合の対処方法ですが、
対処法1:新しい商品登録ページから登録をおこなう
新しい商品登録ページから登録をおこなうことで、ブランド名を入力する際に発生するエラーが表示されなくなるケースがございます。
1度5665エラーが発生した場合は別のJANコードを作成し入力
なお、1度5665エラーが発生した場合、そのとき入力したJANコードと同じJANコードは利用できません(エラーが表示される)ので、別のJANコード(別の文字列で作成されたJANコード)を入力いただくことを推奨致します。
要するに、
一度作成失敗したカタログがAmazon上でエラーのままである状態で新規に同じカタログを作成する際に同じJANコードを設定すると5565エラーになります。 まだ登録していないJANを入力したらエラーが解除になった事例がございます。
対処法2:Amazonの製品コード免除申請後商品ページの作成を行う
Amazonの製品コード免除申請後、商品ページの作成を行うことで、エラーメッセージを回避できるケースがございます。
製品コード免除申請については上記の記事をご参照ください。また、製品コード免除申請が通るまで時期によりますが1週間ほどかかる可能性がございます。商品ページ作成は製品コード免除申請が通ってからの作成になりますのでご注意ください。
対処法3:アマゾンテクニカルサポートにエラーメッセージを含め問い合わせを行う
アマゾンテクニカルサポートに連絡してエラーメッセージを回避する対処を仰ぐという方法がございます。
アマゾンテクニカルサポートへの連絡方法はこちらの動画をご参照ください。
テクニカルサポートへ「エラーコード5665」および、登録したいブランド名をお伝えすることでエラーを回避する対処を仰ぐことが可能となります。
テクニカルサポートのお問い合わせチャットにて
- 新規出品を行おうとしている旨
- エラーコードの番号(今回の場合エラーコード5665)
を伝えると、後日担当者から
「ブランド登録をするための手続きメールを送信しますのでそのメールに返信してください」
という旨の回答がある可能性がございます。(担当者によって対応が違うケースもあるのでケースバイケースで対応)
回答のメールまたはチャットに指定された情報をアマゾン側に提供することで、ブランド名を登録することが可能になり、新規出品をしてもエラーが出なくなります。
また、その手続きに関して2019年12月時点では「商標登録の状況」は必須ではないようで、返信する際に指定された写真を添付すると、後日ブランド名がアマゾンに登録された旨の連絡が届きます。
注意としては、アマゾンの担当者によってはメールを送信してくれない方もいるので、そういった場合は再度チャットにてテクニカルサポートへご連絡ください。
JANコードについて
続いて、JANコードについては、バリエーション登録をしない場合は、JANコードを記載してください。「バリエーションがある場合は空欄」にしてください。
JANコードとは
JANコードとは、「どの事業者のどの商品か」を表す世界共通の商品番号です。日本国内の呼び方はJAN(Japanese Article Number)、世界的な呼び方としてはEAN(European Article Number)を呼びます。
このJANコードはOEM/ODM販売をしていくのであれば、絶対にあった方が良いです。JANコードがなくても商品ページの作成自体はできるのですが、出品作業が複雑になるため、JANコードを取得しておくことを強く推奨します。
JANコードの申請方法と使い方は別の動画にて解説していますので、こちらをご参照ください。
JANコードについて簡単に説明すると、
ASINごとにGS1コードのサイトでチェックデジットを使って13桁のコードを用意し、それを商品ページの登録の際に利用します。
Amazonでの商品登録の際は、EANを選択してください。
なお、バリエーション登録する商品については、バリエーションの項目(子ASIN)に入力してください。
また、カテゴリーによって入力する項目が変わります。たとえば、ファッションカテゴリですと、
サイズ、サイズマップ、色、カラーマップ、表地素材、対象、素材構成を追記する必要があります。
各登録フォーマットにしたがって入力をしてください。
バリエーション
バリエーションがある商品、たとえば、服などで色やサイズが違う商品などはバリエーションを利用します。
バリエーションの設定については、3パターンとなります。
- 色
- サイズ
- 色サイズ
たとえば、色のバリエーションのパターンは以下の通りです。
サイズのバリエーションのパターンは以下の通りです。
色/サイズのパターンは以下の通りです。
この3つのパターンを見て頂ければおおよそのバリエーションのパターンはご理解いただけたのではないでしょうか?
では、具体的なバリエーションの登録方法について、見ていきましょう。
例えば、上記のよう色のバリエーションの場合、
バリエーションの種類:「色」を選択してください。
今回の場合は
- 赤
- 青
- 緑
の3つのバリエーションというパターンになります。
①色を入力します。
②バリエーション登録をクリックしてください。
続いて、作成されたバリエーションの商品ページの基本情報を入力していきます。
出品情報
続いて出品情報を入力していきます。そのためにまず「詳細表示」をクリックしてください。
詳細を表示すると上記の項目が出てきます。
- ①出荷作業日数:空欄でOK
- ②メーカー希望価格:販売予定価格を記載してください。(実際の価格と大きく乖離がある場合は、アマゾンから調査が入り、メーカー希望価格で実際に販売していた証拠の提出が求められる可能性がございます。したがいまして、実際に販売を予定している価格ないし、それよりも若干高い価格程度に留めていただくことをおすすめ致します。)
- ③商品の入荷予定日:空欄でOK
- ④最大注文個数:必ず入力してください。(数値は任意ですが、3から10くらいを推奨)
- ⑤ギフトメッセージ:チェックを入れる(ギフト包装:チェックを入れる)
- ⑥配送パターン:デフォルトのまま
- ⑦販売開始日:空欄でOK
- ⑧TAXコード:空欄でOK
- ⑨フルフィルメントチャンネル:そのまま
購入制限かかっている商品がありますが、この購入制限は「最大注文個数」の商品にて設定が可能です。
コンプライアンス情報
続いて、コンプライアンス情報について解説させて頂きます。コンプライアンス情報はリチウムイオン電池などの利用する商品のみにに記載をします。
通常の商品については記載をする必要がございませんが、将来的に変更される可能性がございますので、その場合は、その商品情報に合わせてご入力されてください。
画像
この画像について注意事項を説明します。
- メイン画像は背景が白抜き(白であればよい)
- 画像の長辺:1,000px(長方形画像:短辺:500px)
- 画像の形式:jpeg
基本的にメイン画像については背景白抜きである必要があります。背景に文字を入れることはNGです。
また、一応、9枚まで画像の設定は可能ですが、7枚までしか表示はされません。
カラーバリエーションの場合は、バリエーション画像を設定してください。
バリエーション画像とは以下の画像の赤枠の部分になります。
小さいカラーの違う画像がいっぱい表示されていると思いますが、これがバリエーション画像というものです。
バリエーションの画像の設定方法について
まず、「在庫」の「在庫管理」をクリックします。その後、バリエーションの子ASINを開きます。
詳細編集をクリックしてください。
商品画像の9枚目の画像があります。この9枚目の画像にカラーバリエーションの画像を設定するとバリエーション画像の設定が可能です。
説明について
「説明」という項目では商品仕様および、「商品説明文」について入力することができます。「さらに登録」という項目で行を追加していけば、商品の仕様および説明欄にて行数を追加することが可能になります。
商品説明文は「商品紹介コンテンツ」を利用する場合は、空欄のままにしてください。
逆に、商品紹介コンテンツを利用しない場合は、この「商品説明文」を入力されることを推奨します。
この「仕様」の項目は上記の商品ページでいう画像の赤枠部分になります。
キーワード
続いて、キーワードについてです。
このキーワードについてですが、
「検索キーワード」はタイトルに入れないけれども需要のあるキーワードを入力をしておく項目になります。
つまり、タイトルにもっとも重要なキーワードを入れ、それ以外のキーワードをこちらに入れます。
検索キーワードを入力する際の注意点は以下の通りです。
- 1行のみ設定できます。
- 文字数500バイト(ファッションカテゴリーのみ250バイト)
- Amazonのサジェストキーワードを参考にキーワードを選定します。
- タイトル入力済みのキーワードは入力しない。
- 重複したキーワードは設定しない
- キーワードの前後は半角スペースをいれてください。
- スタイルキーワードは任意で設定、プラチナキーワードは空白のまま
上記の形式で設定をしてください。
こちらについて現在検索キーワードについては変更点が発表されまして、
現在時点での最新の情報はこちらの動画でお伝えしております。
現在は、下記のように1行のみの入力に変更されております。
詳細
最後に詳細についてです。
こちら詳細については任意での入力となります。
したがって、わかる項目だけ入力してください。
最後に「保存して終了」をクリックして終了となります。
amazonの「在庫管理」に反映されるまで、10分から15分程度かかりますので、反映されるまで少々お待ちください。
以上が、Amazonでの商品ページ(カタログ作成)の内容となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?この記事および動画を見ていただければ、Amazonの商品ページ(カタログページ)の作成方法についてはご理解いただけたと思います。
ただし、この内容以外にももう少し設定しなければならない項目がございます。それは商品紹介コンテンツです。
こちらについては次回の動画でお伝えさせていただきますので、自体の動画をご参考にしていただければ幸いです。
では、これからも共に頑張っていきましょう!
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