今回のテーマは「Amazonのアカウントは複数作れるのか?」「せどりと中国輸入OEMは分けたほうが良いのか?」についてご紹介します。
この2つの質問がよく質問として頂きますので、その辺りについてズバリ回答していきます。
これから始める方であったり、すでに何かしら違う転売をやっていて、プライベート販売や中国輸入OEMを取り入れようとしている方に特に参考になる内容です。
不安な部分を解消できる内容になっていますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
動画での解説講義
Amazonで複数アカウントが作れるのか?
まず「Amazonで複数アカウントは作れるのか?」という話ですが、これは「出品アカウント」の話になります。(購入アカウントではありません)
Amazonの見解としては「1名義1アカウント」となっていますので、同じ名義で複数アカウントを持つことはできません。
私「寺田」であれば、「寺田」名義で複数のAmazonアカウントを持つことはできません。
ただし、例外が存在しており、1つは「Amazonに認められた場合」でもう1つは「法人の場合」です。
例外①:Amazonに認められた場合
1つ目の「Amazonに認められた場合」についてですが、Amazonには「Amazon限定ブランド」というものがあり、これは「Amazonのみで販売しますよ」というものです。
Amazon限定ブランドはアカウントを1から作る必要がありますが、その場合は同じ名義であってもアカウントを2つ持つことができます。
例外②:法人の場合
もう1つは法人の場合の話で、「個人」と「法人」は別物になるので、法人でアカウントを作る場合は「2アカウント」にすることが可能です。
また、法人のアカウントは部署ごとにアカウント作成(1部署1アカウント)ができます。
例えば、「アパレル部門」専用のアカウントであったり、「デジタル家電」専用のアカウントなどと分けることで、同じ法人でもブランド毎に分けることができるということになります。
せどりなどの転売アカウントと中国輸入OEMのアカウントは分けたほうがいいのか?
そして、「せどりなどの転売アカウントと中国輸入OEMのアカウントは分けたほうがいいのか?」という話ですが、やはり「1名義1アカウント」という決まりを守る必要があります。
ですので、現在保有している1つのアカウントのみでしばらく運用をしていくのがおすすめです。
エクセルやビジネスレポートなどを活用すれば、内訳を分けることが出来るので、1つのアカウントを併用して頂いて大丈夫です。
Amazonアカウント1つで運用される方の中には、徐々に転売の方を減らしていって、プライベート販売の方を増やしていくという方も存在します。
ですので、1つのアカウントの中でコントロールしていけば大丈夫ですし、特に分けないとダメというわけではないのでそこはご安心下さい。
1名義1アカウントのため第三者の名義(家族の方)と登録情報があれば作成は可能
Amazonアカウントは「1名義1アカウント」という決まりがあるので、例えば第三者(家族の方)の情報があれば、もう1つアカウントを作ることは可能です。
ですので、そのやり方でAmazonアカウントを複数持つという方法もあります。
ですが、アカウントを分ける場合はどちらのアカウントも「大口出品」にする方が良いので、月額5000円程度の毎月の手数料が掛かることになります。
そのAmazon手数料を支払ってでもアカウントを分ける価値があると判断するのであれば、もう1つアカウントを取って頂いても大丈夫です。
つまり、大口出品する手数料がもったいないという場合であれば、1アカウントで問題ないということになります。
このAmazon出品アカウントの作り方や複数アカウントの管理のやり方は別の動画コンテンツで紹介しておりますので、以下の概要欄を見て頂ければと思います。
注意点
複数のAmazonアカウント作成する場合の注意点ですが、電話番号の認証で以前は使用できていた「050番」が今では使えなくなっています。
そのため、Amazonアカウントの電話番号の認証につきましては「格安SIM」で電話番号を取得してから、その番号を使うようにして下さい。(家族の電話番号を使用して、対応できない場合のみ)
まとめ
- 複数アカウントは法人かAmazon限定ブランドのような特殊なケースのみ持てる(原則1個人1アカウント)
- 現在持っている1アカウントのみで運用は十分に可能
- 家族の名義情報でアカウントを分けることは可能だが、電話番号は格安SIMで対応する必要がある
今回は「Amazonのアカウントを複数持てば良いのか」「アカウントを分けたほうが良いのか」のご質問に対する回答でした。
もしAmazonアカウントの管理を分けたいという思いが強いのであれば、複数のAmazonアカウントに分けるという方法をとって頂いて構いません。
ですが、アカウントが一緒だからダメというわけではありませんし、一緒だからデメリットが多いということでもありません。
ぜひ、まずは1つのアカウントを運用して頂き「これは管理的に分けたほうがいいな」となった場合、家族の方の名義を使ってAmazonアカウント作成をして頂ければと思います。
コメントを残す