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OEM・ODM戦略

AmazonOEM確実に成功させるための「勝てる根拠」の作り方4選

AmazonOEM確実に成功させるための「勝てる根拠」の作り方4選

今回のテーマは「AmazonOEM確実に成功させるための「勝てる根拠」の作り方4選」についてお伝えしていきます。

OEM初心者の方で、これから自分のオリジナル商品を作ろうという場合、最後までご覧頂くことで”ライバルに勝てる根拠”の4つの考え方が身につきます。

そして、今回の”ライバルに勝てる根拠4選”の考え方を身につけることで、爆発的に自分の商品が売れるようになります。

商品力のある、しっかりと売れるオリジナル商品・プライベートブランド商品が作れるようになりますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。

動画での解説講義

ライバル商品に勝てる根拠を見つけるためには?

まず「ライバル商品に勝てる根拠を見つけるためには?」ですが、やはり私達の商品というのはAmazonに出しただけでは売れないです。

市場にはライバルがいて、お客さんも馬鹿ではないので「自分にとって魅力的だと思う商品」を選びます。

商品が魅力的だとお客さんに思ってもらわないといけないので、ただライバルと同じ商品を出してしまうのは、先に出しているライバルよりも劣ってしまうことになります。

後からライバルを超えるのにも限界があり難しいので、しっかりと販売する前に「勝てる根拠」を作って頂いた上でリリースする形になります。

「〇〇で〇〇だから、売れるよね」という根拠を作っていく必要がありますので、その部分を解説していきます。

1.ライバル商品の欠点を克服する

・Amazonには同ジャンルの商品が
多かれ少なかれ存在している
その中であなたの商品が確実に
それらのライバル商品に
勝つためには…

「ライバルの弱点」を克服している
商品である必要がある

まず1つ目ですが、「ライバル商品の欠点を克服する」ということになります。

全てのライバルが完璧ということはないので、商品のBADレビューなどから”ライバルの弱点“というのを見つけて、それを克服していきます。

多かれ少なかれライバルはいますので、ベンチマーク(改善元)するライバルの弱点を補っていきましょう。

ここが1つ自分の商品力を高める方法で、ライバルの弱点を超えることで「いい商品」と思わせる”差別化要因”が生まれてきます。

例えば、こちらの「アウトドアグローブ」ですが、仮にこちらを進めていくとします。

改善元(ベンチマーク)のセラーの方を実際に分析していく際、レビューを見ていきますと以下のようなことが書かれていました。

レビューの内容

手のひら面は水滴を垂らすと玉になって
表面を転がり、撥水性はありました。
しかし、手の甲側と指の間の生地は真逆で、
水滴を垂らすとサッと吸い込んでいきます。
何回か繰り返したら指が濡れてきました。
雨の日は使用できませんので期待はずれでした。

⇒手のひら側の防水機能が必要なのではないか?
⇒手のひら表層に防水PUレザー加工
⇒手のひらの防水機能を改善

上記のように文章でレビューが書かれていますが、レビューから「要素を抜き出す」ということをしていきます。

すると「手のひら側の防水機能が必要なのではないか?」という所で、さらに「手のひら表層に防水PUレザー加工」で防水機能を改善していくのが適切だと言えます。

このようにライバルの撥水性の部分ですが、お客さんが求めているのは「防水面」でしたが、思っていたほどではなかったので“BADレビュー“となっていました。

このように「〇〇すべきでないか?」というのをBADレビューから見つけていく方法がこちらの方法です。

2.強度を上げる(素材変更)

2つ目は「強度を上げる」ということで、ライバルの商品の「素材を変更する」という方法になります。(OEM商品に限る)

例えば、こちらの「グリップカバー」をライバルが販売していますが、レビューを見ていくと以下のような内容が書かれていました。

レビューの内容

サイドブレーキカバーと
今回購入したシフトノブカバーを
見比べると明らかに
シフトノブカバーの刺繍糸が
色あせていました。

レビューの内容として、「シフトノブカバーの刺繍糸が色あせていた」ということで、カバーが古く劣化した状態だったようです。

  • 本皮⇒カーボンレザー 強度の強い素材を利用

ライバルは本皮を使っているのですが、もう少し傷つきにくい「強度の強い素材」であるカーボンレザーの方に変えるなどをします。

こうすることで素材を強くする、もちろんカーボンレザーに需要があることが前提ですが、傷つきにくさ・色あせにくさなどで強度が強くなります。

ですので、ライバルの弱点を克服するという意味でいうと、素材を変えるというのも勝てる根拠の1つです。

3.ターゲットを特化させる

3つ目は「ターゲットを特化させる」という方法になります。 

  • 例 釣り用折りたたみバケツ

例えば、こちらの「釣り用折りたたみバケツ」ですが、通常のバケツだと用途がかなり広くなってしまいます。

ですが、こちらの商品のように“釣り用“とターゲットを特化させることで、釣り人向けに一気に絞り込むことが出来ます。

  • 例 フィッシュグリップセット

こちらは「フィッシュグリップセット」というような形で、さらに掃除・選択バケツなど様々な用途がある中で「釣り特化」にしています。

釣り用のバケツだけで差別化しづらい場合は、このように釣り関係の「フィッシュグリップ」もセットにするというやり方もあります。

ただ単にバケツだけだと「キッチン用なのか?」「掃除用なのか?」となってしまうので、バケツを“釣り用“に特化させることで一気にターゲットに合う商品ページを作ることが可能です。

さらにターゲットに合う商品という所に一気に絞り込むことが出来るので、特化で見せ方も変えられますし、ライバルとも戦いやすくなります。

4.デザインに対して意匠権を取得し同一デザインの参入を防ぐ

4つ目は「デザインに対して意匠権を取得し同一デザインの参入を防ぐ」という方法があります。

  • 例 厚さ測定定規

これは参入障壁としては少し高いですが、実際に「厚さ測定定規」というものが販売されています。

実はこちらは「意匠登録(第1608970号)」というものがされていて、意匠というのは「デザインに関する権利」になります。

例えば、ルイヴィトンのロゴマークなどがありますが、ロゴマークが勝手に使われないように、デザインの権利(知的財産権)としての「意匠権」という役割です。

そして、この厚さ測定定規に関しても、意匠権(デザインの権利)が取られていることになります。

※注意
意匠権取得には
ハードルが高いため
ニッチかつ独自性のある
デザインである必要はある

注意点として、意匠権の取得はハードルが高いので、「ニッチかつ独自性のあるデザイン」である必要があります。

ですので、まだ世の中にないようなデザインで、革新的なデザインであれば登録できる可能性はありますが、中々ハードルが高い所があります。

  • 工業上の利用可能性
  • 新規性
  • 創作が容易でないこと
  • 先願意匠の一部と同一または類似の意匠ではないこと
  • 公序良俗に反しないこと
  • 他人の業務に係る物品と混合を生じさせないこと
  • 物品の機能を確保するために不可欠な形状のみからなる物ではないこと

意匠権を取得する条件としては「工業上の利用可能性」「新規性」「創作が容易でないこと」「先に意匠権を取得しているものと同じでないこと」などがあります。

他にも「公序良俗に違反しないこと」「他人の業務に係る物品と混合を生じさせないこと」「物品の機能を確保するために不可欠な形状のみからなる物ではないこと」などの項目に該当する商品でなければいけません。

少しハードルが高いですが、「自分が販売しようとしている商品が意匠的にも登録できそう」という場合、判断が難しいと思いますので、お近くの弁理士事務所で弁理士さんに相談するのが1番良いかと思います。

以上、こういった意匠権という差別化もありますよというご紹介でした。

まとめ

  1. ライバル商品の欠点を克服する
  2. 強度を上げる(素材変更)
  3. ターゲットを特化させる
  4. デザインに対して意匠権を取得し同一デザインの参入を防ぐ

今回は「AmazonOEM確実に成功させるための「勝てる根拠」の作り方4選」をお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?

販売をする前に「ライバルに対して自分の商品の優れているポイントはどこか?」という”勝てる根拠”を語れるようにしましょう。

それが「デザイン的な部分なのか?」「機能的な部分なのか?」、こういった部分をしっかりと語れるようにして頂いて、明確に答えることができれば、それは“売れる商品”ということになります。

いずれにしてもライバルのレビューを見ながら、弱点を見つけて改善していくという所が基本ですので、ライバルの分析を心がけて頂ければと思います。

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