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OEM・ODM戦略

中国輸入ビジネスの上流へODM・ODM実践!THE PRIVATE BRANDセミナー

中国輸入ビジネスの上流へODM・ODM実践!THE PRIVATE BRANDセミナー

こんにちは、寺田です。

今回はザプライベードブランド、プライベート販売について話します。

最近、ネットビジネスにおいて様々な転売がありますが、転売でこのまま稼ぎ続けることは可能なのか、という疑問があります。僕自身「せどり」「中国輸入の相乗り販売」「輸出」「メルカリ」を経て、現在ザプライベードブランドに辿り着いています。ザプライベードブランドでの販売の仕方がこれからのネットビジネスを作っていく上で大事ということを学んで頂きたいと思います。

プライベートブランド(PB)とは?

プライベートブランドとは、小売店・卸売業者が企画し、独自のブランド(商標)で販売する商品のことです。

ナショナルブランド(メーカーが創ったブランドのこと)の対義語であり、別名「ストアブランド(日本語では「自主企画商品」)」と言われています。ほとんどの方は小売店になるのでプライベートブランドになります

PBのメリット

プライベートブランドを実際にやることによって得られるメリットがかなり大きいです。

1つ目「相乗りされない」

自分のブランドとして販売することで相乗りを防ぐことができます。販売の相場が守られ、安定した利益確保が可能になります。Amazonの販売において大きなメリットになります。

二つ目「ブランドを育てることができる」                       

様々なブランドがありますが例えばヴィトン、4万円のヴィトンのバッグの原価を知っていますか?原価は10の1です、4000円です。では何故消費者は購入するのでしょう。それはブランドを身に着けている自分が良いなと思っているからです。ブランドというものは有名になればなるほどブランド地位がつき、ブランドバリューがつきます。                                                  

ブランドバリュー、ブランドネームを広めていくと高い金額でも販売することができます。人だと限界がありますが、物、サービスであればどんどん大きくなれば様々な戦略をとることができます。

例えば「てらだ」というブランドがあったとすると、そのブランドが財布で有名になったとしたら財布からカバンや香水、靴など展開することができ、様々な形で広めていくことができます。

人よりもその商品や物が有名にならないといけないのです。そして、ファンをたくさん獲得することによって様々なサービス展開を広げることが可能になります。

3つ目「リピーター戦略が打てる」

プライベートブランドとしてファンを増やしていくことでリピーター戦略が打てます。顧客のニーズに応じた様々なサービスを提供することが可能になります。通常の転売ではリピーターを獲得することは難しいと思いますし、プライベートブランドでも普通にやっていてはなかなか認知されないと思います。しかしファンを増やすことに重点を置く戦略を立てることでリピーターの集客が可能になるのです。

4つ目「戦略が立てやすい」

一つのブランドに対してファンをたくさん獲得することができれば無限大に可能性はあります。人が集まれば、それをお金に変えることは非常に簡単です。

既にリピーターがいる状況になれば様々な手が打てるということです。

既存のファンがいれば新規の広告費を出さなくても安定した売り上げを獲得することができるので余分な経費を削減することができます。そして販売価格を下げることもでき顧客の方に喜んで貰える、と共に利益も維持することが可能になります。

このように良い循環が生まれてきます、これがプライベートブランドのメリットです。

さらにLTV(Life Time Value)生涯顧客価値が長いです。

「物販の基本的な考え方」

現在のネットビジネスで転売は本当に特殊です。リアル店舗(店頭に並ぶ小売店舗)において転売は成り立っていますか??成り立っていません。基本は卸業者から仕入、販売をしています。

ネットが段々と普及していくことで、リアル店舗とネットの価格差が生まれてきます。

地方小売店などは集客数が少ない為に在庫が残り、販売価格を下げます。しかしネットでは十分な需要がある為、その価格差を利用して小売店から仕入、ネット上で転売することを「せどり」と言います。

安定しない仕入です。そういったことが特殊と言えます。

ですからリアル店舗、リアルビジネスでも成り立っている物販を行っていかなければ、間違いなく長続きしないです。転売で一生生計を立てることはほぼ無理です。あくまでもきっかけに過ぎません。

ですから工場や卸業者から仕入、しっかりプライベートブランドとして販売し、売った顧客に対してアフターフォローを行い、強固な信頼関係を築いていき、まずファンになって頂きます。

そしてリピーターを確保し、リピーターに向けて新商品を販売することで安定した収益を得ることができ、その方々が宣伝活動を行ってくれれば、新規顧客獲得に繋がり、更に売り上げを伸ばすことができる、このような戦略が基本的な考え方です。

「脱・転売」

現在転売をやっている方で仕入が安定しない、価格競争が激しいなどを経験して転売に対して疑問を持っている方。その考え方は正しいと思います。是非「脱・転売」をやって頂きたいです。

断言しますが、「脱・転売」をしないとこの先、生き残ることは不可能です。

僕も「寺田式転売スクール」をやっていて、転売の話をしています。

まず、不用品を集めて販売することは不用品を片付けることができ、また資金を得ることもできます。

次に顧客が需要として求めているものを仕入、販売しますが、いきなり工場だとハードルが高いため、小売店より仕入、販売・転売をしていきます。

需要と供給が成り立たなくなってくると、需要が一定数超えると高くても買いたい人が出てきます。

このように需要と供給が崩れているものを見極め、仕入、販売を行うことで売り上げを獲得することができます。

実際に売れることを感覚的に掴み「転売」の経験値、知識を得た上で「物販」「プライベートブランド」へと移行し「脱・転売」をしてほしいのです。

「転売」は自分で商品を作っているわけではないので長続きしません。小売店がたまたま安かった、価格差だけを見て判断しているのでお店に依存してしまっています。そして仕入れが安定しません。安定しないと売り上げが伸びません。

「転売」で稼ぎ続けるのは限界がありますのでやめた方がいいと思います。自分のオリジナル商品で販売することが確実に勝てます。ブランド販売を確立することで資産として積み重なっていき利益を伸ばすことができます。

「ブランドプロデューサー」

自分の立ち位置を「ブランドプロデューサー」だと認識してください。

「ブランドプロデューサー」としてすべきこと

  • 「リサーチ」

 

市場で流行り、求められている需要を認識する必要があります。

Amazonのみで検索するのではなく、グーグルなどで様々で情報をキャッチすることが重要になります。

この商品でやっていこうと確信が持てる商品を1つ決めて販売をしていくのでリサーチを焦る必要は全くありません。

 

  • 「プロモーション」

 

決定した商品を実際にどのようにして打ち出していくのか、宣伝していくのかということです。

Amazonであればどのような販売ページを作成するのかなどです。

 

  • 「ローンチ」

 

リリースことです。販売後のアフターケアやサポート。

要はリピーター作りをしていくところになります。

 

上記が基本的な流れですが、まずは「リサーチ」を重点的にしっかりやっていきましょう。

「リサーチ」する商品が決まれば後はそんなに難しくはありません。

 

 

ブランドをつくることから始めるのではなく、まずは売れる商品を見つけてくるところから始めます。

では「売れる商品を見つけていくには、どうすれば良いか?」

 

 

「中国輸入できそうな商品探す」のではなく、既に販売している「中国輸入セラーから探す」

 

商品知識があるわけではないので、ライバルから学ぶということです。

重要なことは「TTP」です。これをやることで簡単にリサーチを行うことができます。

「TTP」とは「徹底的にパクる」です。

ライバルが実践しているその商品が売れる秘訣や工夫している部分を盗むということです。

「3つのリサーチポイント」

ポイント①「独占販売しているセラー」

Amazonの中では相乗りしているセラーと独占販売しているセラーがいます。

自分がやろうとしていることをライバルから学ぼう、ということで、独占販売しているセラーを見つけていきます。

独占販売をしているセラーの販売ページの見極め方は、Amazonは自分のプライベートブランドで販売する場合、タイトルの初めに必ず「ブランド名」入力しなければいけません。そしてブランド名項目。

つまりは「タイトルのブランド名」「ブランド名項目、ブランド名」が一致していること。そして販売者が「1人」これが独占販売しているセラーの販売ページになります。

ポイント②「商品売値1500円以上」&「ランキング順位3000以内」

Amazonではライバルが扱っている商品を閲覧することが可能です。例えば、対象セラーが扱っている商品が100だった場合、それを全部見ることは不可能です。ですから見るべき商品を見つける為に基準を設けています。

「何故1500円以上なのか」

1500円以下だとAmazon手数料の割合が大きくなります。単価が低ければ低いほど手数料の割合が大きくなってしまうので利益が薄くなってしまいます。

「何故3000以内なのか」

ランキング3000以内にすることによって、「動いている商品」を絞ることが可能になります。もう1つ押さえて頂きたいことは「輸入の三定義」です。

  • 軽い(一キロ未満、できれば500グラム以内) 
  • 壊れにくい 
  • 小さい、薄い(140サイズ、または160サイズ以内)

プライベートブランドは中国から仕入れます。「輸入の三定義」に当てはまる商品を仕入なければ、国際送料、経費が非常に大きくかかってきます。こちらはマストになります。「重い、壊れやすい、大きい」商品を仕入れることができる人は潤沢な資金があり、配送経路が確保されている方です。

上記3点に考慮して、効率の良いリサーチを行ってください。

ポイント③「販売個数を調べる」

ライバルの扱っている商品をみて売れそうな商品を見つけた場合、そのまま仕入れることはリスクが高いです。ですから「販売個数を調べる」ということです。

販売個数を調べるメリットは「期間内での売り上げ個数がわかる」ことです。

例えば、一日10個ずつ売れている→1か月300個売れている、ということは自分が仕入れても半分の150個売ることが可能なのではないか。このような計算ができます。

更にその商品がどれだけの利益を得ているのかを知ることができます。

 

販売個数の調べ方は

  • 「商品をカートに入れる」
  • 「カートの編集で個数変更」
  • 「10+」
  • 「999まで打つ」
  • 「実際にある在庫数が表示」

定点観測をすればライバルの販売個数が見えてきます。例えば、100個あるものが90個になっていれば、1日10個売れた計算になります。それを1週間計測すれば1か月で販売している大体の個数がわかります。

販売個数を導き出すことで、その商品を扱うべきなのかが見えてきます。非常に重要なことなので押さえておいてください。以上3つのポイントをセラーごとに行っていきます。そうすることで売れる商品を見つけることができます。

「リサーチで重要なこと」

3つのポイントで見つけた商品をさらに分析をしていきます。「データに基づいたリサーチを必ずする(検索結果数、ライバル数、販売価格、仕入価格)」

結果的にデータを多く取得した方が確実です。ライバルのシェアを奪う為には得られる情報は得て分析をしましょうということです。

「ライバルを分析する(レビュー数、販売価格、ランキング、ものレート、ページのクオリティ、弱点)」

類似している商品もあるなかで、どのようなセラーが販売しているのか、販売相場、画像の創りこみ、ページクオリティなどをベンチマークします。弱点は相手のレビューを見ればわかります。

 

是非見て頂きたいのは類似商品が楽天にあった場合、レビューの母数が違うので様々な顧客の声が集まっています。お客さんの声をどれだけ拾うことができるのかが非常に重要なことです。結果、声に答えることができれば、当然ながら売れます。

「回転率にこだわる」

 

ランキングが悪くても利益率が高ければこの商品に決めようかなと思ってしまう方がいます。

総合的に判断することが大切です、そこでまず意識して頂きたいのが「回転率」です。資金が潤沢な人とそうでない人の戦略が変わるのは当たり前のことです。

ほとんどの方は資金が潤沢ではないので回転させてないといけないのです。

早く売り、早く回収して次の商品の為や仕入の支払いに当るなど、回転スピードをあげなければ、なかなか大きくなることは難しいです。リサーチする際も先ほどの3つのポイントが重要なのですが、実際に販売するときの回転率がどれくらいなのかということも重要になってきます。

  • 「価格差だけが全てではない」
  • 「利益率<回転率」

中国輸入の場合、プライベートブランドの利益率は30%~50%です。高い方です。非常に利益は取りやすいですが、まずは回転率です。安定するまでは回転率をしっかり意識してください。

回転率にこだわると「手元にどれだけお金を残すことができる」か、というところに繋がってきます。キャッシュフローにこだわる=回転率にこだわるといっても過言ではありません。

  • 「利益率30%の商品」1000円で販売、利益300円、1週間で10個売れた→利益1か月12000円
  • 「利益率50%の商品」1000円で販売、利益500円、1か月で10個売れた→利益1か月5000円

「利益率が低くても商品の回転率が速いとトータル的に儲かる」

1個あたりの利益は②が高いが、1か月あたりだと①が高いです。

回転率が良いと1個の利益は少なくても1か月のトータルで見ると多くなるのです。

利益率が高いことももちろん重要な要素ですが、やはり回転率にこだわらなければ結果的な売り上げ、利益は上がりにくいです。

「価格競争の考え方」

プライベートブランドで販売していく場合、一つの商品ページに様々なセラーがいるわけではないので基本的には競合になりません。競合にはなりませんが、その商品の販売ページ単位の相場があります。その相場をあまりにも崩すと全体的な相場が崩れてきます。

基本的に、販売単価を下げることに良いことはあまりありません。価格を下げることは最終手段だと思ってください。

  • 最初から最安値には合わせない

ライバルよりも安くしない、ライバルと同価格か、少し高めで大丈夫です。

  • 相場を自ら壊さない

プライベートブランドの場合、ライバルが価格を下げたとしても自分のページの方が売れることはあります。ページのクオリティや総合的な商品の質が良い必要がありますが、ライバルに追随する必要はありません、あなたは同じ価格で売り続けてください。

  • 常に市場を見る

放置することはよくありません。

ライバルが増える場合もありますし、需要が永久に続く保証もありません。ですから相場、市場の変動によって自分のページの位置には敏感になる必要があります。

実際に売る商品が決まった後にやること

「テスト仕入」&「テストマーケティング」を行います。

「テスト仕入」

実際に届いた商品を見る必要があります。

「テストマーケティング」

実際にどのような展開すればいいかの判断をします。例、カラーバリエーションがある場合は何色を押して販売していくか、など。「テスト仕入」&「テストマーケティング」を行う理由です。

  • 品質の見極め

実際の商品クオリティを見ます、材質や欠陥などの調査です。様々な店舗から仕入をして、見極めていきます。ライバルの商品を仕入ることも需要です。

  • 梱包状態の確認
  • 売れ行きのチェック

どの色が売れるのか、どのサイズが売れるのか。実際の売り上げ個数はどれぐらいなのか、などをチェックしていきます。テスト仕入の発注の上限はありませんが、最低でも3個は仕入れてください。10~20個仕入れても良いと思います。

こうして見極めてから本発注をすれば、過度、過少な仕入がなくなります。

今回は「リサーチ」についてお話してきました。

プライベートブランドとはどういうものなのか、何故プライベートブランドをやった方が良いのか。これらからの時代、ネットビジネスの流れはとても速いです。わけのわからない転売も増えています、転売とついたらまず怪しいなと思ってください。

転売をやり続けるのかということです。結果的に長続きするプライベートブランドをぜひ一緒にやっていきましょう。たったの1商品で稼ぐことができます。プライベートブランドを通して稼ぎ続けることができるスキルやノウハウを身に着けて頂ければと思います。

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