OEM・ODM戦略

香港展示会商品(中国メーカー) の仕入れ方法 -勝マイケル-

香港展示会商品(中国メーカー) の仕入れ方法 -勝マイケル-

(勝)基本的には展示会の商品に関してはメーカーから直接送ってもらえます。展示会に出ているような商品は標準のパッケージがあるので直接送ってもらってもそんなに問題はありません。

中国商品となると検品作業が重要ですが、展示会にはしっかりとした品質の商品を出品する会社が多いので、代行とかを使って他で検品をする必要は無いと思います。

ただ単価が高い場合があるので、他の商品があれば代行と合わせて送るという手もあります。また地域がどこの場所かが重要で物量が多いと中国国内で動かしてもコストがかかるので、そこがひとつ基準になります。一緒に送ったとしても距離があったら国内送料が結構掛かってしまいますので、それならば工場から直接送った方が良いと思います。

単価的には代行業者よりは安いと思います。そういった点を加味して直接送った方が早く着くとか、中間地点が多ければ多いほど、商品への負荷が多いのでダイレクトで送った方が良いと思います。

(寺田)勝さんはEUですので、今回仕入れようと思っている会社が上海とかEU寄りなのであればその会社が提示する送料と代行業者が提示する送料を比較して、どちらがメリットがあるのかを確認してベストの選択をしていただくことになります。

 

(参加者)通関業務は相手先でやってもらえるのでしょうか?

(勝)やってもらえます。日本国内に入ってからも通関はありますのでそこが問題になります。

 

(参加者)先方から金額の提示がされていますが、代行業者を使うことで、代行業者が価格交渉をしてくれますか?

(勝)もちろん交渉します。あとはタイミングによると思いますが、展示会という場所はお互いに情報交換する場所ですので、展示会が終わってから交渉する時に、数量交渉、単価交渉はできます。但しこれは100%ではなく、絶対に価格が下がるかというものではありません。

工場の場所等ありますので暫定的な価格と考えて頂いた方が良いと思います。相手先には英語や日本語ができる担当者がいますので、ご自身で交渉することもできますが、中国での交渉には技術が必要となります。従って中国では代行でも貿易に慣れているところに交渉を任せた方が良いと思います。特にEUと深圳では交渉のやり方が違います。うちは深圳に事務所があるのでそこに交渉を任せた方が結果安くなると思います。

先ほどの配送の問題も代行であればベストの方法を選びますし、お任せして良いです。直接送るのであれば直接、深圳の事務所を通すなら深圳の事務所を通す。そこはアドバイスします。交渉はやろうと思えば全部自分でできますが、そこに労力かけるなら、寺田さんが言ったように販売の方に注力した方が良いと思います。僕は慣れているところに任せた方が良いと考えています。

(寺田)物流面はコストを下げようと思えば後からでも下げられます。まずは確り販売することに注力してください。コストを安くしようと思えば船便を使うことで対応することもできます。まずは販売して25%から30%の利益を確保して、後から物流面も下げて35%から40%の利益になるように後から調整できます。

(勝)その通りです。まずは確実に商品を届けるというところが重要です。

(参加者)中国国内の送料が高いとのことでしたのである程度場所で業者を省いていきたいと思っていますが、許容範囲の地域はどこまでになりますでしょうか?

(勝)そんなに気にする必要はないです。何故かというと電化製品は深圳がある広東省というエリアに集中しています。今日見ていると他の地域は無かったです。ですから気にする必要はありません。

(参加者)大体同じ場所になっているということですね。

(勝)深圳ルートで送るか、深圳の工場から直接送るか、それが一番良いと思います。

(寺田)展示会ではだいたいエリアが固まっています。

(勝)特に電化製品は深圳が強いです。テクノロジーが一番集まっている場所と言えます。

(参加者)言っていただいた値段というのはあくまで商品の値段で送料は一切加味していないと考えてよろしいでしょうか?

(勝)基本的には中国までの送料で、深圳の工場までといえば深圳の工場までです。そういった基準で計算をしています。

(参加者)わかりました。そこに送料と関税を加味した金額で考えるということでしょうか?。

(勝)メーカーから直接送れるのであれば国際送料プラス関税という形になりますし、うちの深圳の事務所通せばそこまでの送料となりますが大した金額差ではありません。

(寺田)仕入れ価格は分かっていますが、想像以上に関税が掛かってしまうとか、もしかしたら輸入ができないといった可能性もありますので、リサーチの段階で税関に電話してその商品の関税はいくらなのか、そもそも輸入が可能なのかを確認してください。

思った以上に関税が掛かってしまって利益が無くなってしまい、さらにMOQが1000個とか2000個なので、そこで「やってしまった」とならないように、事前に調べればわかりますのでそういったミスは無くすようにしてください。

最終発注する前に重さが分かると思います。そうすると国際送料は予想できますし、関税も聞けば分かると思うのでそこで最終的にどれくらいの利益が取れるか分かると思いますので確り確認しておいてください。

(参加者)メーカーの方でインボイスをいじってくれと言えばいじってくれますか?

(勝)やってくれますがやらない方がいいと思います。後から結構、大変なことになります。むしろやるようなところは信用しない方が良いと思います。おすすめはしません。今、中国輸入の業者は狙われており、後から結構調査が入りますし、実際に調査が入っているというケースも聞いています。利益が出ていれば良いのですが、帳尻が合いませんので後から税金を取られて、これが経費にならないため、タダであげることになります。従ってやめておいた方がいいです。

国際送料の話がありましたが、代行との違いは商品ごとに決まっているという点です。国際送料は一つあたりの箱の大きさ、重量で決まっていますので計算が正確にできます。最初の見積もりの段階でロット数によりある程度正確に金額がわかりますので原価計算は非常にやりやすいです。

関税は寺田さんが言った通りです。税関に電話すればそういう部署があるのでそことやりとりをすれば教えてもらえます。原価計算は比較的簡単ですから怠らずに行ってください。

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