今回のテーマは中国輸入OEMで相乗り防止策3選ということで
自分のオリジナルブランドを販売して相乗りされると利益を削られて、全然売れないという状況になります。
相乗りを防ぐためにどういうふうにすれば防げるのか、考え方と対処法、対策をお伝えしていきます。
相乗りとは?
Amazonの1つの商品ページに様々なセラーが共同で販売している、1つのカタログにたくさんの出品者がいる状態を相乗りと呼びます。
相乗りは規約上全く問題ありません。
しかし、相乗りされると値崩れが起きます。
自分が商品をいち早く売りたいと考えると価格を下げ、同じように他の出品者も価格を下げて売ろうとします。値下げが止まらなくなるのです。
そのため、転売でよく使用でメーカー商品やノーブランド商品に相乗りする手法が流行っていました。
例えば、ショルダーバッグ
こちら赤枠をクリックすると出品者がたくさん出てきます。
このような状態を相乗りと言います。
この商品カタログの中で出品者が1人になればほぼプライベートブランド販売と言えるかなと思います。
自分のブランドで自分しか販売ができていないという状態です。
自分の販売価格を守っていくためにもそのカタログで販売できるのが自分だけの状態にしておくべきなのです。
なぜ相乗り防止が必要なのか?
自分の買い物カートが奪われてしまって、自分が本来得るところが先にライバルに売られてしまう、機会損失が起きてしまいます。
また、価格競争に陥ってしまい本来売りたかった販売単価や利益が取れないということにつながります。
また、ライバルが販売してBadレビューをつけられたとしても自分の商品ページにBadレビューがついてしまうわけです。
そのようなデメリットを防ぐためにも相乗り防止が必要になります。
中国輸入OEM・ODM相乗り予防策3選
こちらでそもそも相乗りをしてこないようにするための予防策を3選ご紹介します。
1.セット販売
セット販売は相乗りで出品したいセラーの手間をついた戦略です。
相乗りで出品できるのは「全く同じ商品」である必要があります。少しでも異なる場合は相乗り販売ができません。
例えば、紹介したショルダーバッグだけであればすぐに相乗りができてしまいます。
しかし、ショルダーバッグにスマホストラップをつけてセットで販売すると相乗りするセラーも同じセット内容にしなければならなくなります。
セット商品は相乗りセラーからすると手間なので比較的相乗りはされにくくなります。
2.タグやロゴ入り袋を使用
OEM・ODMでは自分のブランド名で販売するのでブランド名が印字されたタグや袋を入れることで相乗りを強く抑止することができます。
セット販売と同様に相乗りセラーはタグや袋も入れる必要があるので物理的に不可能です。
また、商品ページの商品画像にブランド名が書かれたボックスや袋の写真を載せると相乗り抑止の効果が大きくなります。
例えば、
このように自分のロゴが入っている写真を商品画像や商品紹介コンテンツに載せてあげることによって相手を牽制することができます。
3.商標権の取得
この方法が圧倒的に効果がある方法です。
商標権を取得することでブランド名を使用する権利をゲットできます。
知的財産の侵害というのはAmazonも非常にうるさく厳しい処分を下すことが多いです。
そのため自分のブランド名で商標権をとっておくということが非常に重要になってきます。
その商標権を取得している商品ページへの相乗りはAmazonも容認しておらず、仮に相乗りされたとしてもAmazon側に報告すると、即座に相乗りを排除してくれます。
この方法であれば100%排除できるので独占的に販売することが可能です。
しかしデメリットとして
商標権取得するのに時間がかかり早期審査の制度を利用しても3-4ヶ月かかり遅いと半年かかることもあります。
OEM・ODMでの出品を考えている人orしている人はすぐに商標権の申請をし、その間は方法1,2で相乗りを抑制することをお勧めします。
商標の取得方法につきましてはこちらの動画をご覧ください。
まとめ
相乗り防止策3選
- セット販売
- タグやロゴ入り袋を使用
- 商標権の取得
相乗りを防いで独占的に販売できるようにしましょう!!
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