今回のテーマは、中国輸入についてです。
私も最初から中国輸入で成功したわけではなく、様々な失敗と気づきによって、現在では安定的な収入を得られるまで成長しました。
私が過去やっていた商品をこれからやっていこうと考えている方もいらっしゃると思います。
そこで、私が過去に売れなかった商品5選ということで、注意していくポイントも含めて今後の参考にしていただければと思います。
動画での解説講義
寺田の中国物販の歴史
私の中国輸入の経験は8年で、現在では売上も大きくなり、ブランド売却も検討できるくらいの規模になりました。
今まで販売した商品がすべて成功したわけではなく、失敗した商品も存在し、そこから得られる気づきがありました。ビジネスに100%はないので、誰しも失敗や赤字を経験することがあります。
今回紹介させていただく例をもとに、これからのビジネスで無駄な失敗をしないように活かしていただきたいと思います。
1. スマートウォッチ
市場が大きく売れており、月商1,000万円を超えているセラーがたくさんいます。(大衆向け商品)
結果、売上月500万円を予想して、300-400万円までは行きましたが、利益率が下がってしまい、他の商品に資金を回すという判断になりました。
失敗した原因は、市場が大きすぎて広告費がかさみ、利益率が小さくなったことが挙げられます。市場が大きいため、上位に表示させるための広告費をかける必要があり、それが想像以上に高かったです。
2. メンズリュック
この商品も、スマートウォッチと同様市場が大きく、大手セラーが参入する市場です。上位表示されていれば、月売上300万円以上の市場になります。
結果、こちらも月間販売数100個を超えましたが、梱包サイズが大きく薄利多売になってしまいました。安定的に販売できる商品ではありましたが、利益率が高い商品に転換するために終了することになってしまいました。
3. 保存容器
こちらの商品は比較的小さい市場で、ライバルが少なく利益を独占できるのではと考えて始めました。
しかし、結果はサンプル発注の際に、食品衛生法に抵触する可能性に気づき、販売を断念することになりました。
失敗した原因は、リサーチ段階で食品衛生法に抵触するか調べていなかったことにあります。食品衛生法は赤ちゃん用のおもちゃや食べ物に直接触れる可能性がある商品が対象になります。食品衛生法は適切な申請を行い、検査に通ればOKなのですが、当時は抵触する=NGであきらめてしまいました。
4. 腕時計ケース
この商品は、1年を通して売れる商品で需要は高く売上が伸びやすい、かつ単価も高く利益を取りやすいということで始めました。
結果、販売数はかなり伸びましたが、不良品が多く検品や管理に手間がかかり撤退することになりました。
失敗した原因は、天板部分がガラス素材であることを軽視していたため、輸送中での故障や返品のリスクを考えていないことにありました。素材を変えていれば問題なく販売できていた商品ではないかと思います。
5. ゲルクッション
こちらも市場が大きく通年売上が見込める商品です。
しかし、結果は機能性商品で差別化がうまくいかず、目標の売上を出せずに撤退することになりました。
失敗した原因は、機能性商品のために画像だけでは差別化がうまくできなかったため、売上を伸ばすことができませんでした。売れている市場だからといって売れるわけではないことがわかりました。
まとめ
寺田が過去に失敗した商品5つは、以下になります。
- スマートウォッチ
- メンズリュック
- 保存容器
- 腕時計ケース
- ゲルクッション
いずれも撤退した商品にはなりますが、赤字にはなっていません。赤字を危惧する方が多いと思いますが、販売力があれば赤字になることはありません。安易に大きな市場に飛びつくのではなく、ライバル社との差別化をしていくなどの工夫が必要となっていきます。
大幅な黒字化をするための
- リサーチ力
- 販売力
を知りたい方は、セミナーで解説しておりますので、初心者の方はぜひ受けていただいて、スキルアップを目指していってほしいと思います。
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