今回は中国輸入の ODMのそのメリットデメリットということでお伝えをしていきたいと思います。これから自分のオリジナル商品を作っていきたい、また安定した売上・利益を得たい方は参考になれば幸いです。
動画での解説講義
中国輸入OEMとは?
Original Equipment Manufacturingの略語になります。
OEMは商品の設計デザインを自分で考えて、生産の部分を外部に委託することです。そして中国輸入OEMとは、自分で考えたその商品を中国で生産して、輸入し販売するということです。
そもそもなぜ中国から仕入れるのかということですが、以下の3つが挙げられます。
- 原価が安い
- 物流インフラが整っている
- 商品の製造に長けている
中国輸入の流れ
- リサーチ
- 商品決定
- 仕入れ先選択
- 商品製造
- 仕入れ
- 販売開始
この中で4.商品製造は工場に任せるということになっていますが、分かりやすく言うと自分の商品を中国で製造してもらうということになります。
関連して中国輸入ODMのメリットデメリットについては是非こちらをご参照ください。
OEM商品の例
例1:ランニングポーチ
例えば、ランニングポーチは写真のように小物を入れたりするのですが、ドリンクホルダー機能を付けたいとなったとします。その場合変更点として、これをOEMでペットボトルを収納できるように設計して販売したりします。
例2:釣り具用バッグ
例えば、自分のブランドのロゴを入れたり、デザインを変えたりなどができます。
例3:キャットタワー
猫のタワー型の遊ぶおもちゃですが、例えばテーブルの部分のデザインを変えたり、猫が楽しめる設計に変更したりします。このように既存の売れてる商品に対して、さらにお客さんを求めてるものに変更することができます。
中国輸入OEMの5つのメリット
1.利益率が大きい
こちらは中国輸入全体に言えることでもあります。そしてライバルの商品に差別化をして販売するので独占販売が可能です。価格競争に巻き込まれることもなく、利益率を高く設定して販売維持することができます。
2.長期的な販売ができる
1.と似てる部分もありますが、商品力が高くなると良いレビューが増えたり、品質もコントロールしできたりなど、長期的な販売が見込めます。この長期的な販売できる=自分の資産なので、自分が働かなくても追加発注だけでも回り、安定して売上を立てることができます。
3.ブランド力を高めやすい
唯一無二の商品のため、商品が売れることはもちろん、ブランド力が高まる傾向にあります。商品の質が良ければブランドも認知され、有名になることもあります。
例:飯沢さん
4.ブランド売却ができる
自分のブランドを育てて有名になり、さらに付加価値が高まっていくと、ブランドごと最終的には売却できます。相場は利益の3~5年分で売却できるので、売上が伸びている人だと1億円を超える場合もあります。このブランドを自分が育ててそのまま稼ぎ続ける方法もありますし、売却して何か違うことを始めることもできるので、選択肢の幅が広がるということが大きいです。
例:オウさん
5.資産になる
自分のオリジナルブランド商品なので、誰からも侵害されることはなく資産になります。商品のみならず、ブランドやアカウントに付加価値があります。それは転売などの他のビジネスにはない特徴になります。
中国輸入OEMの3つのデメリット
1.商品の仕入れ額が増える
まず、どうしても仕入れの額が増えやすい所があります。
1商品を販売するのに商品数が100個、多い場合は1000個くらい発注することがあり、資金が必要になる場合があります。そのため、初心者向けではなく、中上級者向けになります。
2.販売開始までに時間かかる
商品の設計・企画を自分でする必要があるので販売するのにかなり時間がかかります。サンプル制作と確認もあるため、販売開始まで最低4か月は見ておいた方がいいでしょう。
3.働いている感がない
これは正直デメリットと言えるのか分かりませんが、実際OEM商品が安定して売れだすとほぼ追加発注のみなので、少ない労働時間で大きな売上を伸ばすことができます。そのため、どこかで働いてる感がなくなるというのが可能性があります。
まとめ
中国輸入OEMのメリット
- 利益率が大きい
- 長期的に販売できる
- ブランド力を高めやすい
- ブランドを売却できる
- 資産になる
中国輸入OEMのデメリット
- 商品の仕入れ額が増える
- 販売開始まで時間がかかる
- 働いている感がない
中国輸入OEMは長期的に販売が可能で将来性のあるビジネスです。
初心者の方がやる場合はまずODMから挑戦し、その次にOEMで売り上げの最大化を目指していただければと思います。
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