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【中国輸入OEM】 資金管理不足でブランドを潰さないための4つのポイントと対策を徹底解説

【中国輸入OEM】 資金管理不足でブランドを潰さないための4つのポイントと対策を徹底解説

今回のテーマは資金管理についてお伝えさせていただきます。

これから物販をやっていく上で、必ず資金の問題が付きまとっていきます。どうしても先に仕入れて販売するというやり方では、資金のコントロールを上手くやっていかないと、「売上と利益は上がっているのに銀行残高が増えない」という現象が起きてきます。

そして気が付いたら資金がなくて身動きが取れないという事態になることを防ぐために、しっかりと対策ををすることが重要です。

これから物販を取り組んでいく方、プライベートブランド販売に取り組んでいく方、中国輸入OEMに取り組んでいく方は必ず押さえておきましょう!

動画での解説講義

なぜ資金管理が必要なのか?

資金管理がなぜ必要なのかは、成功するも失敗するも資金管理が生命線であるからです。お金がないと仕入れができませんし、会社の運営ができなくなります。

自転車操業(資金の借入と返済を繰り返しながらかろうじて操業を続けること、またそのような状態)になってはいけません。つまり、手元にキャッシュがなく、クレジットの支払日までに売上の入金がないと資金が回らない状態になることです。では、自転車操業に陥ってしまうのはなぜでしょうか。

どうなったら自転車操業に陥るのか?

ここで問題です。以下の状況だったとします。

  • 手持ち資金10万円
  • クレジット枠100万円
  • 商品Aは20個/日売上げる優良商品
  • 20個仕入れると仕入金額は10万円

この場合、どれだけ仕入れますか?

 

答えは、5万円分、最大10万円分です。

10万円以上仕入れたいと思う人や、20万円仕入れても1日で売れる見込みがあるため大丈夫と思う人は多いと思います。しかしそれは、とても危険な考えです!

全部売れれば良いですが、売れなければ手持ち資金以上の支払が来てしまう可能性があります。また、何らかのトラブルで、支払ったのに商品を販売できなかったり、もしくは遅れて納品されるとキャッシュフローが回らなくなります。

ですので、基本的には自分が持っている資金の半分までを一旦使い、残りは残しておきましょう。そして、クレジット枠は自分の持っている現金までしか使わないという風にした方が良いでしょう。

資金がショートしやすい人の特徴

1.収入と支出を把握していない

クレジットカードは金銭感覚を鈍らせてしまいます。収入と支出を把握せずに使用してしまい、気づいたら高額な請求が来てしまったということもあり、これは自転車操業になりやすくなります。クレジットカードを使用した場合に、以下を気を付けましょう。

  • 締日と支払日を確認
  • 手持ちの資金以上を使わない
  • リスクを理解して使用する

事業を行う上での基本的な考え方は、「支払いは遅く・回収は早く」です。クレジットカードを使用する際は、締日の翌々日に使うことをお勧めします。また収入と支出を管理し、固定費と変動費の見直しをすることもお勧めです。

2.在庫をたくさん抱えている

一度に多額のお金を支払うことによりキャッシュフローが悪くなります。そのため、常に回転率を意識してなるべく早く「もの」を現金化することが大切です。

在庫はMAXでも3か月以内に止めておきましょう。また、キャッシュに余裕ができてから在庫量を増やして、送料や商品原価を抑えることを考えましょう。

3.設備投資にお金をかけている

最低限PCやWi-Fi環境など、ないと不便なものは必要になっていきます。また、キャッシュに余裕のある人は長期的な計画のもと、効率化を図るために投資をすることはお勧めです。

ですが、キャッシュに余裕のない状態の初心者の方で、ハイスペックで高額な設備購入、借金をして設備を整えるなどは非常に危険です。

最初は、必要最低限の支出に止めておきましょう。

4.借入金の返済がある

成果が出ていない状態での資金調達は避けるべきです。追々は必要になっていきますが、最初は自己資金で1商品を立ち上げて経験・流れ・コツをつかむことを最優先にしましょう。

経験・流れ・コツがつかめたら資金調達をしてレバレッジをかけることができます。あとは、調達した資金で商品ラインナップを揃えていくだけです。

売上を上げるために複利についても考えておきましょう。

  • 複利:(資金+利益)から生み出される利益
  • 単利:資金から生み出される利益

最初に出た利益は仕入に回していくことでで元に残る利益は少ないですが、確実に増やすことができます。資金が増えれば、売上・利益ともに大きくなっていきます。

対策

以上の4つの特徴を踏まえて、以下の4つのポイントを意識して対策しましょう。

  1. 収入と支出の把握とクレジットカードは正しく使おう
  2. 回転率を意識してなるべく早く「もの」を現金化しよう
  3. 最初は必要最低限の支出にとどめよう
  4. 売上の見通しが立っていない借金はやめよう

終わりに

いかがだったでしょうか。資金管理についてお伝えさせていただきましたが、やってみないと自分の中で理解できない部分がたくさんあります。いざやってみると「あれっ?」という状態に陥ったりします。

まずは、自分が持っている自己資金の半分までしか使わないというところをぜひ意識していただき、資金管理をしていきましょう。

 

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