Amazonにはペイメントという機能があります。これは、Amazonで利益の還元や売り上げを行っていくうえで、必ずペイメントが必要になってきます。なので、その使い方を覚えておく必要があります。自分で何か操作をするなどは多くないので、このような機能があるんだということを知っておくと非常に良いです。実際にAmazonにどの程度手数料を持って行かれているのか、を理解していない人が非常に多いです。これをきちんとわかっていないと売り上げが上がっているのに、利益が少ないな、ということになってしまいます。適当になりがちなペイメントの機能ですが、かなり重要度です。今回の動画をしっかりと見ていただいて、ペイメントについての理解を深めてもらいたいと思います。
動画の講座
第5回Amazon出品者初心者講座:ペイメントの使い方
Amazonのセラーセントラルの中には、非常に便利な機能が多いです。一つのアカウントの中に便利な機能がすべて集約されています。一般的なツールの場合、便利な機能を使うには月額何万円もの費用が生じるわけですが、Amazonの場合には大口出品の場合には月額5,400円程度でいろいろな機能が使えるようになります。売り上げの管理、商品管理、様々な分析ツールなども使えるようになるので、非常に素晴らしいことなのです。ですから、大口出品で支払っている月額5400円は決して高いものではありません。
Amazonで売り上げを上げた場合、手数料を引いたものが入金されます。入金されたものの中から仕入れの費用を支払っていくわけです。Amazonの手数料でどのようなものが引かれているかというと、広告を使った場合には広告の費用、在庫保管料など。こまごまとした手数料を常に引かれます。この内訳がいまいち把握できない人も多くいるでしょう。自分がどの程度の費用を引かれているのかきちんと把握できれば、売り上げの改善など、次の手を打つこともできるのです。このため、ペイメントという機能は非常に重要になってきます。
ペイメントの機能
ペイメントの機能は主に、3つあります。
アカウントの売上の閲覧
支払いなどの会計情報の閲覧・・支払いの内訳が分かる
レポートの出力・・過去にさかのぼって収入・支出・入金が分かる
上記の3つのことが数字ではっきりとわかります。
売上管理をする上で見方をマスターするのは必須です。
ペイメントをしっかりとしていけば、収支管理ができます。
実際にどんぶり勘定で売り上げを大体把握している人がいますが、お金の出入りを収支管理することが大切。どの項目にどの程度お金が掛かっているのか、把握するためにも収支管理ができることは重要なことです。ここをきちんと把握しておきましょう。
手数料を把握していない人が多すぎる
特に在庫保管料
商品の重さや大きさが変わると在庫保管料は変わってきます。把握しずらい部分ではありますが、売り上げが多かったのに入金が意外と少なかったなどという場合には、在庫保管料に多く取られている可能性もあるのです。そのため、在庫保管料はしっかりと把握しておきましょう。
セラーセントラルにアクセス
セラーセントラルのタグがあります。
レポートのタグの中に「ペイメント」という機能があるので、選択します。
ペイメントを選択すると上記の画面に切り替わります。
ペイメント主な4つの機能
①一覧
Amazonでの販売手数料などが項目としてすべて出てきます。
Amazonのペイメントは2週間に1回お金が振り込まれます。そのため、2週間ごとにペイメントの一覧をチェックすることができます。もちろん、過去にさかのぼってみることも可能です。期間を選択することができます。
②トランザクション
トランザクションの言葉の意味は、取引データ履歴です。
商品ごとに手数料がどれだけ掛かったかを確認することができます。
商品ごちに販売手数料などは異なりますが、このように、一つ一つ商品について何がどのくらいの費用が取られたのかを確認することができます。
トランザクションを利用すれば、詳細なデータを出すことが可能です。上記に書かれている項目を選択すれば詳しく見ていくことができるようになっています。例えば、お客さんから返金があった期間だけを絞って表示させることもできるのです。
③期間別レポート
1か月単位のレポートを見ることができるもので、これは結構使う機能です。
レポートの種類
・概要
・トランザクション
概要レポート
PDFでレポートをダウンロードすることができます。基本的には先月までのデータです。ひと月でどの程度の費用が発生したのかを把握することができます。会計上で何かをやっていく際にもこの資料は非常に見やすくなっています。ビジネスレポートでは把握しきれないものでも、これを利用すれば可能です。具体的な入金分や具体的な出金分が分かるのです。
収入
上記のように細かい内訳がされています。
支出
保管料がどの程度かかっているのかをしっかり把握しておきましょう。当然ですが、自分が商品を購入し、Amazonの倉庫に商品数が増えれば、保管料が増えます。月に100個しか売れない商品を1000個在庫で抱えていると、保管料もかかりますし、在庫の持ちすぎと言えます。商品の在庫は2か月分くらいでよいです。
振込み
銀行口座への振込額
銀行口座への振り込みが完了していない金額
クレジットカードへの請求額
Amazon内の振り込みは月に2回あるので、振込みを見れば詳細な内容が把握できます。
具体的な収支が一目でわかる
売上も大事ですし、上りも大事ですが、お金の流れがどのようになっているかレポートを活用することが大切です。
トランザクションレポート
CSVデータとして出力できる
ひと月のデータをエクセルでダウンロードすることが可能です。ひと月でどのくらい手数料としてお金が発生したのかを見ることができます。月単位で見ることができますが、過去の日にちを指定してデータとしてみることもできます。
日時
注文番号
SKU
商品名
FBA手数料
手数料引き後の合計
etc
商品ごとに詳細を把握するには重要なものになっています。
レポートのダウンロードの仕方
赤枠の「レポートを生成」をクリックします。
レポートの種類:概要かトランザクションを選択する
期間選択:前月までしか指定できない
カスタム:期間の自由選択可
レポートを生成をクリックするとダウンロードすることができます。
④広告料請求書履歴
スポンサープロダクツだけの広告費がどのくらいだったのかを見ることができます。
上記のようなデータを見ることができます。
収支を把握して利益アップに繋げて行こう
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の内容は非常に重要な内容で、毎月使っていくものなので、まずはデータの数字をしっかりと把握していきましょう。なんだかわからにが利益が上がっているのに手数料が多く取られているということをなくしていきましょう。費用が掛かるのは戦略的であれば悪いことではありません。ただし、何の費用が取られているのか把握できていないのは良くありません。自分が売っている商品にはどの程度の経費が掛かっているのか、具体的な数字を把握しておくことが重要です。自分のセラーセントラルでチェックしておきましょう。
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