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中国輸入仕入れアリババトラブル回避策5選

中国輸入仕入れアリババトラブル回避策5選

こんにちは、寺田です。

今回のは、中国輸入仕入れのアリババトラブル回避策5選ということでお伝えしていきます。

初心者の方にとって仕入れ(とくにアリババの仕入れ先との取引)で失敗してしまうのではないか?

というお気持ちをお持ちで、とても不安だと思います。

 

僕も初心者のとき、初めて発注をしたときはとても不安でした。

ですが、今回お伝えさせていただく内容を

最後までご覧いただくことによってトラブルを回避していくことができます。

動画での解説講義

中国輸入仕入れアリババトラブル回避策5選

早速ですが、回避策をご紹介します。

回避策1 サンプル発注をする

まず商品をいきなり大量発注することに問題があります。

ものを見て、これでOKとなってから注文した方がいいよねということで、サンプル発注を必ずしていきましょう。

僕自身も、この中国輸入のOEMの流れを13の工程に分けております。

リサーチ〜販売までの流れ13の手順
  1. ネタ探し(リサーチ)
  2. 市場分析
  3. ライバル分析
  4. 差別化検討
  5. 仕入先リサーチ(工場探し)
  6. 仕様書の作成
  7. ライバル商品の購入
  8. サンプル発注/生産
  9. サンプルチェック
  10. 本発注(本生産)
  11. 商品カタログ
  12. 納品
  13. 販売開始

この工程の中にも、サンプル生産であったりとか発注、そしてサンプルの確認という項目があります。

それくらい、サンプルを仕入れるというのは大切になってきます。

では、どのようなところを確認すれば良いのか、4点ご説明します。

サンプル確認の4つのポイント
  • 品質
  • 仕様書の内容との照合
  • 梱包状態
  • 検品項目の洗い出し

OEMでオリジナルの商品を作る時には、仕様書の内容に問題がないのかというところ。

実際に出来上がった状態の梱包状態。

  • このようなところが検品した方がいいのではないか
  • 凹みやすいのではないか
  • ほつれやすいのではないか

仕入れ先に確認して欲しいところを項目にしていきましょう。

これをしていけば、限りなく自分の思っていたものと違うということが無くなるし、しっかりとした商品を届けられます。

回避策2 仕入代行業者の検品オプションを使う

検品オプションということで、自分で検品するとかは確かにありなのですが、これを一度やってしまうと全ての商品において自分が検品をすると、かなりの時間を要してしまいます。

時間を無駄に使うことなく、しっかり自分の稼げるとこだけに注力をして行くことが大切です。

  1. 代行業者の検品オプションを依頼する
  2. 重点的に検品してほしい内容を箇条書きで伝える
  3. 検品ポイントはサンプルで確認しておく

例えば検品の例としては

  • ほつれ
  • ファスナーの強度
  • 汚れ
  • 色むら
  • 破損
  • サイズ

このようなものが一般的な検品オプションになってきます。

他にも商品に特有の見て欲しいポイントがあれば追加していくという事です。

回避策3 在庫納入制限数の確認 (FBA直送の場合)

FBA、Amazonの倉庫に直送の場合は荷物を送ります。

商品ごとに何個までしか納品出来ないという納入制限があり、商品ごとに制限がかかっています。

初回の本発注前に必ずチェックすべき最大納品数量の確認をしましょう。

その商品が何個まで納品できるのかしっかり見ていかないとわかりません。

こちらのやり方を使って確認していきましょう。

  1. セラーセントラル
  2. 在庫
  3. 在庫健全化ツール
  4. 在庫の補充

こちらを押していくとこのような画面が出ます。

【在庫日数】の列の【〇〇個】をクリックすると最大納品数量が表示されます。

基本的に作りたての商品とかは、初回は最大200個/SKUの場合が多いです。

販売実績を積むと納品数の上限が拡大していきます。

たとえば、カラーバリエーション3色だと 1SKUにつき200個までのため 合計600個納品することができます。

バリエーションが無いような商品ですと大体200個までです。

本発注の数量が最大納品数を超えてしまう場合の対処法

初回のロット数が600個の場合はどうするのか?

溢れた在庫については

  • 自宅または事務所で保管
  • 代行業者で一時保管
  • レンタル倉庫で保管
よくある質問として、最大が200個までの商品が100個売れた場合、次に補充する時は200個追加できるのではなく、最大で200個なので追加は100個となります。
回避策4 知的財産権の確認

知的財産権に違反していると、通関する際に止められる可能性が高くなります。

知的財産権とは

  1. 商標権
  2. 意匠権
  3. 特許権
  4. 実用新案権
  5. 著作権
最近で行くと、鬼滅の刃のキャラクターの顔とかロゴの入っているものを発注してしまうと、税関でひっかかり輸入が出来ず没収となります。

当然わかりにくいものもありますが、事前に対策方法としてJ-platを使って調べる事が出来ます。

知的財産権の詳しい調べ方については、こちらで詳しく解説しています。

回避策5 中国の大型連休の把握

日本にも大型連休がありますよね。

  • ゴールデンウィーク
  • お正月
  • シルバーウィーク

中国にも大型連休がありますので把握をしておきましょう。

何故把握をしなければならないのかと言うと、仕入れ代行業者が休むためです。

休んでいる間は、商品の受発注が出来ません。

2020年現在の中国の大型連休のカレンダーはこちらです。

googleで「中国 祝日 カレンダー」等で検索して頂くと沢山情報が出てきますので調べてみてください。

3連休も多かったりしますが、大型連休で覚えておくべきは

  • 春節(旧正月)
  • 国慶節(建国記念日)

こちらの二つは抑えておいてください。

中国は1月1日からお正月が始まるのではなく、旧暦ですので2月(都市により違いますが)からお正月(旧正月)が始まります。

いわゆる1年のお祝いで、日本でのお正月です。

国慶節は中国の独立記念日(建国記念日)でして、お札にもなっている毛沢東とか、ありますよね。

ですから、中国が出来た日を記念して大型連休となります。

10月1日~7日(場合によっては8日)になっています。

このあたりは仕入れが止まったりしますので注意が必要です。

まとめ

  1. サンプル発注をする
    品質・検品項目の確認は重要
  2. 代行業者の検品オプション利用
    検品内容はサンプルで確認
  3. 在庫納入制限数の確認
    初回最大200個/SKUが多い、販売実績を積むと上限が拡大
  4. 知的財産権の確認
    J-platを使って調べる
  5. 中国の大型連休の把握
    春節・国慶節には要注意

特に春節に関しては、前後で工場やお店が休んだりもするので長期的に仕入れが止まりますので注意が必要です。

こういった期間を事前に把握しておけば、仕入れを前倒し・後ろ倒しをして調整が出来ます。

いかがでしたでしょうか。

今回の内容は事前に知っておけば、対策を打っておけば回避をしていくことが出来るものばかりです。

初心者の方でもこのやり方を実践して頂ければ、失敗をすることなくスムーズに取り組んでいけると思います。

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