今回はAmazonで、プライベートブランド販売をするときの用語を解説していきます。
セミナーなどで出てくるけれども、その場では聞きにくい。
なんとなくなぁなぁにしてしまっている方も、いるのではないでしょうか?
今回はそんな方に向けたAmazon用語・中国輸入に出てくる用語を解説していきます。
特に用語に詳しくない初心者には、便利な動画になると思うので是非参考にしてください。
動画での解説講義
Amazon編
セラーセントラル
セラーセントラルはAmazon出品者側が、商品を管理するための画面です。
商品登録・出品・広告・売上管理等の販売に関する全ての操作を行うことができます。
商品カタログ
商品ページのことを指します。
商品ページを作成する時に、「カタログを作る」といった表現をしやすいです。
ASIN(エイシン)
Amazonが独自に管理・生成している商品管理コードです。
商品カタログができたら、自動的に生成されるので、こちらで選ぶことはできません。
BOから始まる10桁のコードで付けられていきます。
登録情報のカタログ中央付近に、表示されていますし、管理画面からも確認できます。
バリエーションがある商品の場合、「親ASIN」と「子ASIN」。
バリエーションが2つ以上で、それぞれ子ASINが生成されます。
親ASINはこちらで確認することはできません。
親ASINに子ASINを紐づけることで商品ごとに関連性が生まれます。
そのままだと単体の商品になってしまうことを、防ぐためAmazonでそういった仕様にしているようです。
例えば下記の例だと、「サイズ」「カラー」それぞれで子ASINが生成されています。
バリエーション
商品サイズやカラーといった種類のことです。
下記のメンズシャツの場合、5つのサイズと5つのカラーがあるので全25バリエーションということになります。
SKU(ストック・キーピング・ユニット)
商品の受注や発注を独自で管理コードを付与できます。
管理コードはASINがあるのですが、それとは別に任意で付けることが可能です。
使い方としては、コードに登録ページの登録日や、仕入価格などを設定することで、商品管理が楽になります。
SKUコードは設定できるのですが、設定しない場合自動で適当なコードが設定されます。
1ASIN,1SKUコードということで、先ほどのメンズシャツの例ですと25SKUコード付与されているということです。
JANコード(EAN)
日本の共通商品コードとして使われている13桁の数字です。
国際的にはEANコードと呼ばれています。
日本で流通しているほぼ全ての商品についているので、Amazonでプライベートブランド販売をするときには取得するようにしましょう。
FBA(フルフィルメントbyAmazon)
受注、梱包、発送、商品管理等のバックヤード業務をまとめてフルフィルメントと言います。
FBAはフルフィルメントをAmazonに委託する方法です。
AmazonのFBA倉庫に商品を納品することで、商品が売れたらAmazonがフルフィルメント業務を代行してくれます。
FBM(フルフィルメントバイマーチャント)といった言葉もあります。
こちらは、フルフィルメント業務を自分でやるということです。
スポンサープロダクト広告
Amazon上に表示することができる広告です。
ODM OEM商品のほとんどが、スポンサープロダクト広告を出すことができます。
こちらに関しては動画をまとめているので、参考にしてください。
ビジネスレポート
セラーセントラル上で確認できる、販売商品のデータです。
- セッション数
- セッション率
- 販売個数
- 売上金額
- ユニットセッション率
- その他
そういったデータを一日単位で確認できます。
セッション数(アクセス数)
販売商品にお客様が訪れた回数です。
同一のお客様が24時間以内に、何回も訪れてもカウントされるのは始めの1回のみになります。
ユニットセッション率(成約率・コンバーション率)
商品ページに訪れた人の中で、何%が購入したのかという指標です。
算出方法の計算は販売個数÷セッション×100=ユニットセッション率(%)となります。
ネット通販では2~3%、Amazonでは5%を超えると高いと判断できるでしょう。
SEO(Search Engine Optimization)
AmazonではAmazonSEOと呼ばれており、重要な用語なので説明していきます。
商品を検索した時に表示される位置を示し、上位に表示される方が良いと言われています。
理由としては最初に目につくので、売上に繋がりやすいからです。
こちらも動画を出していますので、気になる方は確認してみてください。
中国輸入編
OEM
商品のデザイン・企画・開発を自社で行い、生産のみを委託することです。
完全オリジナル商品なので、ロゴの印字、刻印も可能になっています。
ODM
商品のデザイン・企画・開発・生産全て委託する方法です。
例をあげると、アリババで売られているノーブランド商品に、自社のタグをつけてそのままAmazonで販売する方法です。
MOQ(ミニマムオーダークオンティティ)
発注可能な最小ロット数のことです。
最低でも発注して欲しい数を指し、これが100個からなのか、1個からなのかでオーダーの金額が変わっていきます。
仕入代行業者
中国輸入商品を代行して仕入れてくれる業者のことです。
Alibabaから仕入れても、直接購入者に送ってくれません。
そういったフルフィルメント業務を、代行してくれるサービスになります。
AmazonのFBA倉庫に直送して貰うことも可能です。
業者によっては、OEMを受注してくれる工場を探してくれたり、リサーチを代行してくれる業者もいます。
アリババ(Alibaba)
中国の有名な仕入れサイトです。
中国輸入の場合ほとんどここから仕入れていきます。
- グローバル向けのAlibaba.com
- 中国国内向けの1688.com
同じアリババでも二つありますが、1688.comの方が利益が出やすいです。
関税
中国輸入に限りませんが、海外から輸入する際に課せられる税金です。
輸入品によって、税率は変わるので仕入れの際は関税率も加味して、利益計画をすることが大切になります。
まとめ
専門用語は実際に始めて見ると、すぐに覚えることができます。
分からなければ、この動画を再度確認して頂ければ幸いです。
やりながら覚えていくのが一番の近道ですので、是非動画を確認しながら中国輸入チャレンジして貰えればと思います。
今回も動画のご視聴ありがとうございました。
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