今回はAmazonの手数料が改正されたということで解説していきたいと思います。
Amazonの手数料は基本改悪ということで悪くなってしまうことがほとんどなんですけれども
今回は結構良い方向に改正されています。
これで利益がアップするカテゴリーもありますのでその辺りの内訳についても説明させていただきます。
手数料改定について
2022年2月にAmazonから「手数料変更」のお知らせが届きました。
毎年2月にこういった本年度の手数料はこのように変わりますよという案内がきます。
手数料の変更に関しては2022年3月よりすでに改正されております。
内容はアマゾンセラーセントラルのニュースのところから見れますので
内容を抜粋して説明していきます。
変更点1:FBA配送代行手数料の引き下げ
手数料値下げ対象のサイズ
小型サイズ
(25×18×2cm 250g以下)
290円→288円(-2円)
標準サイズ
(35×30×3.3cm 1kg以下)
381円→318円(-63円)
その他サイズは変わりません。
例1:モバイルケース
例えばモバイルケースだと小型サイズに分類されるため、
配送代行手数料290円→288円
例2:クリップボード
クリップボードだと標準サイズに分類されるため、
配送代行手数料381円→318円
例3:アイロン
他サイズの例えばアイロンであれば
配送代行手数料514円→514円で変更がありません。
例4:ベビーベッド
このようなベビーベッドについても
配送代行手数料1020円→1020円で変更がありません。
例5:モニター
こちらも配送代行手数料4496円→4496円で変更がありません。
変更点2:販売手数料の改定
販売手数料の改定については
- ドラッグストア
- ビューティー
- ペット用品
- 食品&飲料
- ベビー&マタニティ
のカテゴリーで1商品当たりの売り上げ合計が
1,500円以下は商品代金の8%
1500円を超える場合は商品代金の10%
に変更になりました。
- 服&ファッション小物
のカテゴリーは1商品当たりの売り上げ合計が
3,000円以下は販売手数料が15%⇨12%
3,000円を超える部分については8%
になりました。
計算方法としては
売り上げ合計が8,000円の場合
3,000円の販売手数料が12%
5,000円の販売手数料が8%になります。
計算すると760円が販売手数料となります。
- シューズ&バッグ
のカテゴリーでは1商品当たりの売り上げ合計が
7,500円以下は販売手数料が15%→12%
7,500円を超える部分は6%
になりました。
計算方法としては
売り上げ合計が18,000円の場合
7,500円の販売手数料が12%
10,500円の販売手数料が6%になります。
計算すると1,530円が販売手数料となります。
- ジュエリー
のカテゴリーでは1商品当たりの売り上げ合計が
10,000円以下は販売手数料が15%→10%
10,000円を超える部分は6%
計算方法としては
売り上げ合計が26,000円の場合
10,000円の販売手数料が10%
16,000円の販売手数料が6%になります。
計算すると1,960円が販売手数料となります。
今回の改正からわかること
Amazonは意味なく改訂しているわけではなく狙いがあります。
今回の改定からすると
- 小さいサイズの配送手数料
- 一部のカテゴリーの販売手数料
が変更されたので、変更されたサイズやカテゴリーは今後Amazonが力を入れたいサイズやカテゴリーだということがわかります。
今後Amazonが推したいカテゴリーの可能性が高いです。
よくある質問
Q.商品のサイズの確認方法はありますか?
A.Amazonの「商品サイズ区分」をご覧ください。
https://sellercentral-japan.amazon.com/help/hub/reference/G201105770
こちらから確認できます。
Googleで「Amazon 商品サイズ」などで検索をかけてみてください。
Q.FBA配送代行手数料の変更はいつ開始されますか?
A.2022年3月1日出荷分より有効となっています。
Q.配送代行手数料や販売手数料は手計算でしないといけないですか?
A.FBA料金シミュレータを使えばライバル商品を参考にすぐに手数料が計算できます。
Q.手数料の改定はいつまで適用ですか?
A,服&ファッション小物、シューズ&バッグ、ジュエリーカテゴリーの変更は2023年2月28日までとなっており、その他は特に期間はありません。
まとめ
Amazon販売における手数料改定2つあります。
- FBA配送代行手数料の引き下げ
- 販売手数料の改定
今回改定されたサイズ・カテゴリーはAmazonが今後推したいサイズ、カテゴリーであり
サイズに関してはそこまで関係はありませんが、意識してそのカテゴリーをリサーチして販売していくことをオススメします。
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