アリババではたくさんの製品が掲載されている中で、どこの仕入れ先を選べばいいのかという問題に直面すると思います。
そこで、今回のテーマはアリババ 1688.comの見るポイントということで、アリババのショップの仕入れ先の見方を解説していきます。
動画での解説講義
アリババの登録方法
まず、アリババの登録とログイン方法については過去に紹介しておりますので、ご参照ください。
アリババの検索方法
アリババではワード検索と画像検索の2種類があります。
ワード検索
ワード検索とは、調べたいキーワードを翻訳サイトで中国語に翻訳し、検索をかけることができます。日本語で検索ができませんのでご注意ください。
また、並べ替えや条件によって絞ることができます。
上の①は48時間以内に発送してくれるショップやアリババ内の販売数の多いショップなどを条件として絞り込むことができます。②は価格や所在地などの条件を設定するなど、並べ替えもこちらで設定することができます。
画像検索
画像検索とは、調べたい画像をスクリーンショットもしくは画像保存したものをを使って、似た画像の商品を調べることができます。ライバル会社が売っている商品をアリババで売っているか調べたいときなどに使い、ワード検索と比べると中国語変換の手間がありません。
またワード検索同様、並べ替えや条件によって絞ることができます。
商品ページの確認するポイント
検索結果を見たときに、その商品には次の項目が書かれています。(今回はエリザベスカラーについて検索しています)
- 商品画像
- 商品名
- 特徴(ショップによって記載されている内容が異なる)
- 7時~24時まで対応(ショップによって記載されている内容が異なる)
- 商品価格
- 返品率12.5%
- 取引1000元以上
- 運営年数
- 工場名
- チャット対応可(アリワンワン) など
そして、その商品の詳細情報をクリックすると下のような画像が出てきます。
そして、商品ページを開いたときに確認する4つのポイントについてお話します。
1. 商品画像
メイン画像
2枚目3枚目も確認していくと仕様が違う可能性があります。それは、途中で仕様変更を行い差し替え漏れがあったり、ただ転載をしていたりなどの可能性があります。
サイズ・カラーバリエーション・デザイン等
サイズ・カラーバリエーション・デザイン等同じ商品かを確認します。商品画像と詳細ページ(スクロールするとあります)を照らし合わせて、相違がないかをチェックしていきます。
2. 商品価格(元)
商品価格は元表記になっているので、日本円に換算します。
そして、アリババでは発注数に応じて仕入れ単価が変わるショップが多いです。
レート25円計算(経費を含んだ概算値)
- 発注数:2~19個 ⇒ 9.84元×25円=246円
- 発注数:20~499個 ⇒ 9.5元×25円=238円
- 発注数:500~個 ⇒ 8.3元×25円=208円
上記のように、仮に1元18円であったとしても、代行業者の手数料や、関税などの諸経費を加味して、レート25円で計算していくことが多いので、覚えておきましょう。
そして、最低発注数と値引率を考慮して仕入れ先を決めていくという流れになります。
3. 店舗指標を見る
店舗指標は工場の名前のところにカーソルを持ってくると開きます。
【店舗指標】
店舗指標は、下記の3つが理想です。
- 運営年数2年以上
- 総合評価が4以上
- リピート率が30%以上
4. 販売実績を見る
販売実績に関しては、直近30日の販売数とレビューを見ます。
こちらは、仕入れ先を相対的に比較した際に原価も大事ですが、より品質の良いものを選ぶために、その根拠となるデータを確認します。(レビューレートは4.5以上(最低4以上)が望ましい)
最後に
アリババの検索方法と、その仕入先の情報の見方について基本的な部分をお伝えさせていただきました。
- 商品画像
- 商品価格(元)
- 店舗指標
- 販売実績
以上のポイントを踏まえて、優良企業(良いサプライヤ)を見つけていければと思います。
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