Amazonセラーセントラルは出品管理画面の仕様が頻繁に変化していきます。
そこで、今回のテーマはAmazonセラーセントラル2022年版ということで、最新の使用方法を解説していきたいと思います。初心者の方は特に必見です。
動画での解説講義
動画での解説は下のリンクから視聴することができます。
Amazonセラーセントラルへのアクセス方法
まず、「アカウント&リスト」をクリックします。
そして、「出品サービスアカウント」をクリックします。
ログインすると、セラーセントラルの画面になりますので、このページはよく使うためブックマークしておきましょう。
また、セラーセントラルの登録方法の動画はこちらで解説しておりますので、参考にしてみてください。
セラーセントラルの主な機能
① 管理機能
管理項目ごとの設定ができますが、以前とナビゲーションメニューの表示方法が変わりましたので手順を紹介いたします。
まず、左上の三本線(ハンバーガーメニュー)をクリックします。
メニューが表示されます。
「お気に入り登録機能」というのが新しく追加されております。そのため、よく使用する機能をお気に入り追加することでナビゲーションメニューに追加できるようになっています。
こちらの管理画面上に赤枠のところによく使う機能が表示されるようになります。
尚、旧バージョンへ変更したい場合は、メニューから古いナビゲーションをクリックすると以前のものに戻すことができます。
新バージョンにもどす方法は、設定>[新しいナビゲーションを使用する](赤枠部分)を選択すると戻すことができます。現在は新旧両方のバージョンを設定することができますが、後々に新バージョンのみの設定に切替わっていくと思います。
② パフォーマンス通知
本日の売上・注文点数、自分のアカウントの健全性、在庫の健全性・在庫のパフォーマンス指標が一覧で確認ができます。
③ Amazonからのお知らせ・掲示板
赤枠の部分がAmazonからのお知らせや掲示板になります。メールの通知でも来ますが、新着のニュースや大事な情報が書かれていますので、こまめにチェックしておきましょう。
各種管理機能
1. カタログ
自分で新規の商品ページを作ることができます。そして、特定の商品や一部のカテゴリーで販売するために追加の承認が必要な場合はここに表示されます。
カタログ作成(商品ページ)の作成方法と手順はこちらの動画で解説しておりますので、参考にしてみてください。
2. 在庫
主にAmazonへの納品手続きや商品紹介コンテンツの作成、ビデオのアップロード、また保管日数や在庫余剰量の確認などのよく使用する項目が在庫のタブから行うことができます。
3. 価格
価格の管理や修正ができるタブで、相乗りの人がよく使う機能です。プライベートブランド販売ではあまり使いません。
4. 注文
注文管理・注文状況を確認することができます。また、返品管理や確認用の注文レポートもダウンロードできます。ちなみに、保留中=受注状態のことで、問題なく進めば注文確定しますが、キャンセルされる可能性があることになります。
5. 広告
商品を宣伝する方法を確認できます。キャンペーンマネージャーには、スポンサープロダクト広告、商品の認知度を高めるAmazonのクリック課金型広告プログラムがあります。その他、タイムセール、クーポン、プロモーションも活用できます。
6. ストア
Amazon内でブランドストアを構築することができます。ブランドストアを作るには、Amazonブランド登録(商標)が必要となります。
Amazonブランド登録の申請方法についてはこちらの動画でも解説しております。
7. 販売機会拡大
こちらはAmazonのAI機能により販売拡大の提案をしてくれるツールとなります。これは個人個人で表示される内容が変わってきますが、AmazonVineへの登録など販売を促進してくれるツールの登録が行えたり、Amazonフルフィルメントプログラムを見つけ登録、管理ができるFBA小型軽量プログラムなど、Amazonの推奨サービスを使うことができます。
8. レポート
過去の売上推移、アクセス数、入金状況などのFBA各種レポートなどの情報をもとに閲覧・分析ができます。(情報は過去2年まで遡ることができます)
9. パフォーマンス
顧客満足度指数や購入者からの評価・フィードバック、保留中のクレーム等を確認することができます。初心者の方は、Amazon出品大学のビジネス講座を受けると、アカウントの状態の概要を把握できるので良いです。
10. パートナーネットワーク
在庫管理や販売管理、広告管理などAmazon公認のサードパーティアプリやツールの設定ができます。たくさんのツールがあるので、日常的なタスクを自動化したりなど、商品の質とAmazonでのビジネスの成長を高めるために利用してほしいと思います。
11. B2B
法人・個人事業主向けに販売するAmazonビジネスの設定ができます。オフィス関連の商材を取り扱う場合に設定することがありますが、基本的にはあまり使用しません。
12. ブランド
Amazonでよく検索されているキーワードや自社商品のリピートや合わせ買い率などの分析を行うことができます。
最後に
今回は、Amazonセラーセントラルの主な機能を紹介させていただきました。
まずは、一つずつ機能を使いこなせるようになって、管理画面に慣れていくことから始めていただければ、と思います。(すべての機能を全部使いこなせる必要はありません!)
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