今回のテーマは「Amazonの悪評レビュー(星1)は消すことができるの?ズバリ解説します」になります。
実際に自分でオリジナル商品を販売している中で「悪評(BAD)レビュー」を受けると、どうしても売上が落ちてしまったりなどの悪影響があります。
「これをどうにか出来ないか?」というご質問をよく受けますので、これに関して回答をしていきたいと思います。
「BADレビューが付いた時に消せるのか?消せないのか?」という疑問の中、100%消せるわけではありませんが”消せるレビュー”というものが存在します。
これを知っておくだけで悪評レビューを減らし、星の平均値も上げて健全な商品販売が出来るようになりますので、今回の記事を最後までご覧頂ければと思います。
動画での解説講義
Amazonでの悪評レビューとは
星1~星3
Amazonでは
星4 星5を良いレビュー
星1 星2 星3を
悪いレビューとみなさせる
※注意 星4 星5は消す必要はない
まず「Amazonでの悪評レビューとは」ですが、いわゆる商品レビューの「星1から星3」がAmazonからすると”悪いレビュー”にあたります。
当然ながら星も5段階あり、食べログなどのように「平均点」が出ますので、なるべく低い評価がないようにしていきたい所です。
この「星1から星3」が平均点を下げてしまいますので、BADレビューの要素になってきます。
また、当たり前ですが「星4と星5は歓迎するレビュー」なので、こういったレビューは消す必要はありませんのでご注意ください。
Amazonでの悪評レビューは消すことができるか?
結論:
ほとんどの場合
消すことは出来ないが
消すことができるレビューもある
次に「Amazonでの悪評レビューは消すことができるか?」ですが、ほとんどの場合は消すことができません。
ですが、中には消すことができる悪評レビューも存在するので、そのレビューについて対処をしていきます。
Amazonで消せる可能性が高い悪評レビューとは?
では「Amazonで消せる可能性が高い悪評レビューとは?」ですが、以下に該当するものが”消せるレビュー”となります。
- 表現:フィードバックに卑猥な言葉が含まれている
- 個人情報:フィードバックEメールアドレス、氏名、電話番号といった個人情報が含まれている
- フルフィルメントby Amazon(FBA)の評価:評価はAmazonが対応した注文の出荷またはカスタマーサービスに限る
- その他
Amazonの規約にもありますが、表現として「フィードバックに卑猥な言葉が含まれている」ということで、第三者が読んで不快に思う表現などがあります。
あとは個人情報として「フィードバックEメールアドレス、氏名、電話番号といった個人情報が含まれている」という状態です。
そして、フルフィルメントby Amazon(FBA)の評価ということで、「商品レビューなのに、Amazonに関する評価がある場合」などが当てはまります。
その他はケース・バイ・ケースですが、消しやすいレビューとしては「FBAを利用した出荷遅延や配達のトラブルについてのレビュー」で消せる可能性がかなり高いです。
悪評レビューを消す手順
ここで「悪評レビュー(BADレビュー)を消す場合、申請をする手順」について解説をしてきます。
まず、Amazonセラーセントラル画面の「ヘルプ」リンクをクリックします。
次のページで画面を下にスクロールをしていくと、「サポートを受ける」というボタンがあるので、こちらをクリックして下さい。
サポートを受けるという画面で「Amazon出品サービス」というリンクが出てきますので、こちらをクリックします。
そうしますと、「商品、出品情報、または在庫」のカテゴリの中から「商品のレビュー」がありますので、こちらを選択して下さい。
ここで「質問の内容(必須)」という項目があり、以下のようなテンプレートで記載して頂く内容が書かれています。
商品レビューへのお問い合わせ-出品者様のための支援
- お困りの点をご記入ください
- 製品のASINまたはISBN:
- レビューのタイトル:
- 投稿者の名前:
- サイト上に表示されたレビューの投稿日:
- レビュー/投稿のリンクを直接記入(レビューにある「コメント」ボタンをクリックして、Webブラウザに表示されたURLのコピー/貼り付けをして下さい):
- ご要望内容:
お問い合わせ内容としては、「お困りの点」「製品のASINまたはISBN」「レビューのタイトル」「投稿者の名前」「投稿日」「レビューと投稿リンク(URL)を直接記入」「ご要望内容」となります。
こちらのテンプレートに沿って記載すればOKです。
例えばワイヤレスイヤホンの場合、レビューを見てみますと「出荷が遅い」というレビューがありました。
「出荷が遅い」というレビューは明らかに商品に関する内容ではないですし、レビューに書いてよいのは商品に関することだけなので、これは書く所が違うということになります。
商品レビューへのお問い合わせ-出品者様のための支援(記入例)
- お困りの点をご記入ください
- 製品のASINまたはISBN:B08RHRKMZ9
- レビューのタイトル:出荷が遅い
- 投稿者の名前:ラクダ
- サイト上に表示されたレビューの投稿日:2016年4月14日
- レビュー/投稿のリンクを直接記入(レビューにある「コメント」ボタンをクリックして、Webブラウザに表示されたURLのコピー/貼り付けをして下さい):
- ご要望内容:商品ではなくFBAに関するレビュー
記入例としては、「製品のASIN」を実際に記載して、タイトルは「出荷が遅い」、投稿者の名前は「ラクダ」、投稿日は「2016年4月14日」、ご要望内容は「商品ではなくFBAに関するレビュー」と記載します。
投稿リンク記載のためのレビューURLの確認方法としては、レビューのタイトル「出荷が遅い」という部分がリンクになっているので、そちらをクリックします。
そうしますと、レビューのページに飛びますので、赤枠の部分がレビューのURLとなるので、こちらを貼り付けて頂ければと思います。
- 商品に関するレビューは消せない
ポイントとしては「商品に関するレビューは原則消せない」ということです。
商品レビューに書いて良いのは“商品に関するレビュー“なので、単純に「その商品が粗悪品だった」などの“品質面”を書かれてしまうと、当然ながら消すことは出来ないです。
そもそも悪評レビューを防ぐために私たちができること
- サンプル発注で品質を確認してから本発注する
- 本発注時には輸入代行業者の特別検品を依頼する
- カスタマーサポートを丁寧にする
ここで「そもそも悪評レビューを防ぐために私たちができること」として、1つ目に「サンプル発注の段階で、品質を確認してから本発注する」ということです。
実物を見ずに大量発注するというのは非常に良くないので、品質をしっかりと確認できるサンプル発注がおすすめです。
2つ目は「本発注時には輸入代行業者の特別検品を依頼する」ということで、丁寧に細かく「不良品ではないのか?」を代行業者に検品を依頼するのが良いかと思います。
もちろん自宅に送って検品をしたり、パートを雇うなどのやり方もあるので、「外部でやるのか?自分でやるのか?」を決めて検品をすることで、不良品に関するBADレビューをかなり防げるようになります。
3つ目は「カスタマーサポートを丁寧にする」ということで、中には「対応がなかった点をBADレビューに付ける」という方もいるので、そのような部分を気をつけていきましょう。
まとめ
- 商品レビューは商品に関することが書かれている場合原則削除できない
- 個人情報やFBAに関することなどであれば消せる
- 悪評レビューをもらいにくくするために品質確認とカスタマーサポートを丁寧に行うようにする
今回は「Amazonの悪評レビュー(星1)は消すことができるの?ズバリ解説します」をお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?
結論としましては、「商品に関すること以外のものは申請して消しましょう」ということで、商品以外に関する悪評レビューの場合は消せる可能性が高いです。
特にガイドラインに接触しているようなレビューは消せますので、今回の記事で説明した手順に沿って、レビュー削除の申請・申告をして頂ければと思います。
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