今回は中国輸入での、サンプルチェックをするときのポイントを紹介していきます。
ただ見るだけでは、サンプルチェックとはなりません。
しっかりとしたチェックをするためには、3つの押さえておくポイントが存在します。
今回の動画をみて、しっかりとポイントを押さえていきましょう。
動画での解説講義
AmazonODM・OEM発注の流れ
Amazonでプライベートブランド販売をするときは、下記のような流れで進めていきます。
今回解説するサンプルチェックは7番目の工程です。
サンプル発注/作成をする4つの理由
そもそも何故サンプル発注をする必要があるのでしょうか?
それは下記の4つが理由です。
- 工場に自分が販売したい商品を、作ることができるのかを知ることができる。
- その工場の最低ロット数を知ることができる。
- 実際の原価を知ることができる。
- クオリティに問題が無いのかを確かめるために行う。
サンプル発注をしないで、大量発注してしまうと思っていた物と違う。
不良品ばかりだったというトラブルが起きることもあり得ます。
そこでサンプルを発注することで、そういったトラブルを防ぐことが可能です。
サンプル作成時は複数の工場に依頼をしましょう。
そうすることで、条件の良い工場を選定することができます。
サンプル発注/作成の方法は下記の二つです。
- 中国人パートナーに依頼する。
- 代行業者にお願いする。
伝手が無い場合は基本的に、代行業者に頼む形になると思います。
[サンプルチェックのポイント]1.商品クオリティ
サンプルチェックをする際、品質の確認は何より大切です。
少なくとも競合相手と同じレベルの商品でなければなりません。
ライバル以下の品質になってしまうと、相対的に商品の価値が下がってしまいbadレビューがつきやすい傾向があります。
そこでポイントとしては、実際に想定しているライバルの商品を購入しましょう。
実物と比較することで、品質の違いを精密にチェックすることができます。
2.梱包状態
ライバルの商品がどんな梱包をしているのか。
工場から送られてきたサンプルが、どんな梱包で送られてくるかも確認しましょう。
ここでもライバル商品との、比較が重要ですね。
ここでのポイントは、サンプルが送られてきた際、梱包時の寸法と重量をチェックすることです。
何故ならどちらも国際送料に影響するので、実利益に影響してきます。
3.レビュー内容と照合
ライバル商品の悪いレビューを中心に、購入者は何処に不満を持っているのかを知っておきましょう。
そして、自分のサンプルは不満を解消できるものであるか、照合することでニーズに合った商品を提供できるようになります。
ポイントとしては、購入者の立場に立つため実際に使用してみることが重要です。
例えばこちらのレインコート。
レビューを確認すると、badレビューには記事が薄い・安っぽいといった不満がありました。
そこで重要なのがただ漫然と読むのではなく、下記の画像のようにbadレビューの内容をまとめていくことが重要です。
この結果を元に件数の多い項目から、順にチェック項目を作成していきましょう。
その後、サンプルとライバル商品を比較することで、より具体的なチェックが可能です。
この時のポイントとしては、badレビュー上位2割を中心に見ていきましょう。
全ての不満を解消することは困難です。
中には個人の意見であるものもあるでしょう。
改善した結果コストが膨らみ、利益が出ないのであれば意味がありません。
故に上位2割の不満を解決するパレードの法則というものがあります。
上位2割を解決することで、残り8割が解決できていなくても高い満足度の商品を生み出すことができます。
レインコートの例で行くと下記の通りです。
まとめ
まとめに関しては下記画像を確認してください。
こちらを意識してサンプルチェックを行うことで、より質の良い商品を販売できるうえ、トラブルを回避することができます。
重要なのは、商品単体ではなく、実際に売れているライバル商品と比較していくこと。
そして、売れているライバル商品のレビューを見て、購入者の声を聴くことが大切です。
今回も動画のご視聴ありがとうございました。
コメントを残す