Amazonでのリサーチにおいて、(予想)売上情報を把握する方法についてよくご質問をいただきます。
まず、(予想)売上情報とは何なのか?ということについてですが、
その商品の月商、つまり、ある2000円の商品を月に100個(1日約3.3個)販売すると、この月商は20万円になります。
あるいは、3000円の商品を200個販売したとすると、この商品の月商は60万円になります。
つまり、(販売単価・値段)×(販売個数)=その商品の売上
になります。これをアマゾンのランキングや在庫追跡、SellerSpriteのデータなどから予想したものが、(予想)売上情報ということです。
大抵の場合は、その商品の月商で表現することが一般的です。
この(予想)売上情報を調べるための方法は、主に3つ存在します。
動画講義
1:在庫追跡によって調べる
在庫追跡とは、アマゾンのカートにその商品を追加し、個数の部分に999個と個数を入れ、その際に表示された数を、日毎に追っていき、その差分を継続していきます。
たとえば、1日目、123個、2日目、112個、3日目、105個という状況であれば、1日目に11個売れ、2日目に7個売れたということがわかります。これを1週間ほど計測すると、1週間分の売上予想がでますので、それを1ヶ月分(通常は4週分または、4.5週分)かけると、約1ヶ月分の月商を出すことができます。
この点についてはこちらの動画にて詳しく解説いたしておりますので、ご参照ください。
※継承プログラム参加者限定で提供している「A-Stock」はこの在庫追跡のプロセスを自動化したものである。
ただし、こちらについてはデメリットが存在しており、購入制限がかかっている商品は在庫を追跡することができません。
上記:30個の購入制限の例
したがって、この場合は以下の2つの方法で(予想)売上情報を調べるという流れになります。
2:SellerSpriteで調べる
SellerSpriteの商品リサーチ機能を利用することで、ライバル商品の売上情報の予想数値を調べることができます。
上記のキーワードは商品タイトルに含まれるキーワードになります。
たとえば、「テールライト 自転車 スマートブレーキ警告 【昼夜通用】 合金製 高輝度 リアライト usb充電式 自動点滅 防水 LAOPAO 【日本語説明書】夜間走行 簡易装着」というタイトルならば、「テールライト 自転車 スマートブレーキ警告」というキーワードをキーワードの欄にご入力ください。
月間の販売数と月間の販売額の予想値が表示されます。こちら実際の数値と若干ズレているケースはありますが、SellerSpriteは中国製のツールであるため、他のツールに比べると予想の精度は高い傾向にはあります。
よくある質問
SellerSpriteのデータではバリエーション毎に販売数がわかる商品とバリエーション全てをまとめて販売数として表示されているケースがある場合はどうすれば良いか?
解決策
Amazonランキングからバリエーション毎にSellerSpriteの販売数予測と合わせて参照し検討する必要があります。
つまり、
バリエーション1、バリエーション2、バリエーション3それぞれの1ヶ月程度の平均のamazonランキング(BSR)をSellerSpriteの販売数予測に入力し、その数値の合計とSellerSpriteの販売数で掲載されている販売数を比較して総合的に判断するということです。(数値に多少の乖離がありますので中間をとっていただくと無難ではあります)
3:Amazonランキングから予想売上(予想販売個数)を推測する
最後の方法はAmazonランキングから売上を予想するという方法です。これは、各カテゴリーごとのアマゾンランキングからその商品の予想売上(予想販売個数)を推測するというもので、正確な数値ではないですがある程度の感覚値として参考にすることができます。
「SellerSprite」の「販売数予測」でBSR販売数予測(BSRとはアマゾンランキングのこと)にその商品の1ヶ月のランキングを入力することでおおよそののその月の販売数を表示してくれます。
これは、その月によって需要は左右する(たとえば、12月などのセールの時期は通常の売上は2倍から3倍になるため)ため、あくまでも参考値に過ぎないですが、1つの参考値として利用することは可能です。
なお、ランキングの平均値はセラースプライトの拡張機能を利用して調べることが可能です。
この点についてはこちらの動画で解説しております。
以上、予想売上情報を予測する方法です。
とても分かりやすく、リサーチがよりスムーズになりそうですね!