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OEM・ODM戦略

中国輸入OEM/ODMのライバルの在庫数をチェックし月間売上を予測する方法と注意すべき3つのポイント

中国輸入OEM/ODMのライバルの在庫数をチェックし月間売上を予測する方法と注意すべき3つのポイント

今回の動画では、ライバルの在庫数をチェックし月間の売り上げを予測する方法と、注意すべき3つの方法について解説していきます。

プライベートブランドを販売していくうえで、同じような商品を販売しているライバルがアマゾンなどにいるので、市場分析をすることが必要になってきます。ライバルが一か月間でどの程度の売り上げがあり、利益を上げているのかを確認せずに行うと自分が思うような利益を上げることができません。

売れている商品を売ることが鉄則なので、売れている商品を売るためにはどうすればいいのか具体的に解説をしていきます。

動画の解説講義

中国輸入商品のライバルの在庫数をチェックし月間売上を予測する方法と注意すべき3つのポイント

ライバルの在庫数をチェックし月間売上を予測する方法と注意すべき3つのポイントについてみていきます。

なぜ在庫をチェックしなければいけないのか

なぜ在庫数をチェックする必要があるのか?

月間の売上規模と市場の大きさを把握するため

たとえば一番売れているセラーの1か月の売り上げが1日1個で1000の売上、利益は売り上げの2割の6000円だったとします。一番売れているセラーが1か月6000円の利益しかないのに、自分が参入して何万円も1か月に稼ぐことができるのか!?と考えるのです。

どの市場でも市場の規模が存在します。100人のお客さんが訪れる店舗があり、その横に自分の店舗を出せば同じように100人のお客さんが訪れるかといえばそうではありません。自分がお店を出したからと言ってその市場が急に拡大することはないのです。つまり、同じように100人のお客さんは来ることは基本ないが、自分の店舗を隣の店舗と差別化することで、隣の店舗に行っていた100人のうち20人ほどに来てもらうようにするのです。

プライベートブランド販売の考え方

市場の大きさは一定である程度決まっています。

市場のシェアを奪っていきます。

在庫数の推移を見ていくことでライバルの販売数の予測ができる。

つまり、1か月の売り上げが分かれば、それに対してどの程度のシェアをとっていくことができるのか、ということです。

商品によって売上と利益が決まってきます。

商品が変わってもやることは同じなので、短い時間で効率よく売り上げを上げていくためには、よく売れて利益の上がる商品を扱っていった方が効率が良いです。

規模感を知っていくことは商品リサーチをしていくうえでも重要です。

在庫数をチェックする方法

ごく一般的なやり方なので覚えておきましょう。

ライバルの商品ページに行き、赤枠の「カートに入れる」をクリックします。

「カートの編集」をクリックします。

数量変更をします。

通常は「1」になっているので「10+」をクリックし、999と打ち込みます。

Amazonでは1回の最大購入数が999までなので、最大購入数である999を打ち込みましょう。

これで「更新」をクリックしてください。

ライバルの在庫が999あれば自分のカートの中に999商品が入ります。

在庫数が999無い場合には、在庫数がいくつあるのかが表示されます。

上記の場合、お取り扱い数81点ですと表示されました。

お取り扱い数=在庫数

つまり、ライバルが現時点で、81個の在庫数しかないことが分かります。

3つの手順

在庫数を出す方法がわかったら、毎日在庫数をチェックすると、1日当たりいくつの商品が売れているのかがわかります。そのため、以下の3つの手順を行いましょう。

①7日間計測し平均値を出す(1週間あたりの平均値)

②平均値4週分を掛けて1か月分の販売予測数を出す

③予測販売数に販売単価を掛けて1か月分の売上を出す

以上の3つをしていくことで商品の規模感がわかるので、自分が出そうとしている商品がどのくらいの利益を上げられそうか、の計算がしやすくなります。売れている商品だと分かればニーズが高いこともわかります。

販売単価5,000円

利益1,000円 利益率20%

異臭間の平均値100個の場合

予測販売数100個×4週=400個

売上/月 400個×5000円=200万円

利益/月 400個×1000円=40万円

プライベートブランド販売では赤字になりながら売っているところはまずありません。

あいのりは利益が出ていない可能性が非常に高いところからリサーチに入りますが、プライベートブランド販売は利益が出ているところから、どの程度の利益が得られるかなので、価格競争になりにくいです。

プライベートブランド販売で利益率が5%~10%の場合は競合が激しいことがわかります。

利益率は20%~30%のもので考えていきましょう。

注意すべき3つのポイント

①在庫数の急な増減はカウントしない(急に50個100個と増減する場合は異常値と考えカウントをしない)

②モノレートの販売数は当てにならない

③購入制限を設定している商品は在庫数が見れない

モノレートを押すと赤枠で囲っているところに販売数が表示されていますが、実際にAmazonで売れた販売数と解離があります。おそらくランキングの変動をカウントしているのではないかと思われます。そのため、モノレートの数字は見ないようにしましょう。

商品をカートに入れるときに数量を見ると「3」までしかない場合、在庫数が3しかないわけではありません。カートに商品を入れると「購入数はお一人様3点までに制限されています」と書かれています。購入制限があると在庫数がわかりません。

購入制限のかけかたなど、Amazonのカタログ作成の動画で解説していますのでご覧ください。

Amazonの商品ページ(カタログ)作成方法を徹底解説

購入制限をしている商品はどの程度売れているのか調べる方法はないのか、とあきらめる必要はありません。

ランキングの近い商品で購入制限がない商品を確認していく方法があります。

市場分析がかなり重要なのでマストでやること

規模感をしっかりと把握することによって、商品のリサーチがやりやすくなっていきます。

商品を選定するときには自分の勘で判断せず、データで判断していきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回の動画は1か月の販売戸個数を調べて、売り上げの規模感をベースに自分の商品を決めていくやり方の代表的な一つの事例でした。後出しじゃんけんなので、データをしっかりとリサーチしていきましょう。

この動画を参考に商品がどの程度売れて利益を上げているのかしっかりとリサーチして、商品の販売をどうするのかを決めていってください。

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