副業解禁!
テレビ・雑誌でそう叫ばれているなか、アルバイト、業務委託、アフィリエイト、仮想通貨・・・
様々な副業があるなかで、
「手堅い副業」として多くの方が注目されているのが、
「せどり」という副業です。
せどりというのは、「安く仕入れて高く売る」という商売の基本の通り、
店舗のセール品やメルカリで出品されている中古品を仕入れてアマゾンで販売するというビジネスです。
確かに、サラリーマンでも主婦でも誰でも実践することが可能です。
ですが、「せどり」ビジネスの構造上の欠陥があるゆえ、ジリ貧になってしまう危険性があるのです。
1:30%OFFで仕入れることができたとしても赤字
これはFBA料金シュミレーターというAmazonで販売する際の手数料を計算するツールです。
たとえば、この商品であれば、30%オフのセール価格で手にすることができたとしても、386円ほどの赤字です。つまり、店舗で50%OFF以上の仕入れ値で仕入れることができなければ利益10%すら確保できないのです。
しかも、せどりは消費者向けの店舗から仕入れるという性質上、小売価格で安く商品を買うのは、限界があります。こうした薄い利幅で、仕入れてミスをすると赤字に転落します。
2:アマゾンで販売規制がかかっている商品を扱ってしまう
仮に利益が取れる商品を扱うことができたとしても、アマゾンで販売規制がかかっている商品を扱ってしまうと販売ができません。
例えば、このようなメーカーの商品はAmazonにてメーカー品規制がかかっています。
BenQ Japan(ベンキュージャパン)BROTHER(ブラザー)CANON(キャノン)CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)CASIO(カシオ)DJI(ディー・ジェイ・アイ)EPSON(エプソン)Ergobaby(エルゴベビー)FUJIFILM(富士フイルム)GOPRO(ゴープロ)Hoppetta(ホッペッタ)NIKON(ニコン)OLYMPUS(オリンパス)PANASONIC(パナソニック)PENTAX(ペンタックス)RICOH(リコー)SIGMA(シグマ)SONY(ソニー)TAMRON(タムロン)・バンダイ
などなど、、、これはごく一部です。
実際に、大手のメーカー商品は、正規の卸業者から仕入れることができないとAmazonで販売すら許されないのです。
したがって、本当に売れ筋の商品を店舗から仕入れてあなたがAmazonで販売することはほとんど不可能に近いというのが現実なのです。
3:フリマアプリで中古商品を仕入れて販売したが、ジャンク品で返品を食らう
唯一、せどりで現在も利益を出せるのは、中古品転売です。
ですが、この中古商品は、フリマアプリなどの市場では、ジャンク品を中古品として販売されているケースが多く見られます。
そのため、ジャンク品を仕入れてAmazonで販売してしまいで返品を喰らった(しかも、送料と仕入れ代金が赤字)なんてことは日常茶飯事。
こうした失敗を積み重ねていくうちにせどりをすればするほど、赤字が膨らんでいき、ジリ貧になってしまうのです。
では、副業でも取り組むことができて安定的な収入を手にできる物販ビジネスとはどのようなビジネスモデルなのでしょうか?