Toggle

OEM・ODM戦略

Amazon SEO初心者必見!商品キーワードNG集3選と対処法 リサーチ実演

Amazon SEO初心者必見!商品キーワードNG集3選と対処法 リサーチ実演

今回のテーマは「Amazon SEO初心者必見!商品キーワードNG集3選と対処法 リサーチ実演」についての解説です。

まだ1商品も出品していない方向けの内容ですが、実際に商品ページを作ってただ出しただけでは残念ながら売れないです。

そして、初心者の方が結構やりがちなミスとして「タイトルの付け方」の部分などのミスをしてしまっているのが非常に勿体ないです。

Amazon SEOを上げていくためにも「タイトルのキーワード」は非常に重要で、ここを理解をして”適切なキーワード”にすることでしっかりとあなたの商品も売れていきます。

ですので、Amazonで販売をしたことがない初心者の方でも、ちゃんと売れる商品ページにしていくための内容をお送りしますので、ぜひ最後までご覧頂ければと思います。

動画での解説講義

なぜキーワードが重要なのか?

まず商品タイトルに入れているキーワードですが、”かなり重要な部分”になります。

では「なぜキーワードが重要なのか?」ですが、大きく以下の3つの重要な理由が存在します。

  • Amazon SEO(Amazonの検索で上位表示)をさせて売上を上げるためには商品キーワードの選定が重要
  • スポンサープロダクト広告でのキーワード選定に役立つ
  • スポンサープロダクト広告とAmazon SEOの相乗効果

1つ目にタイトルに入れているキーワードですが、「Amazon SEO(Amazonの検索順位)」で1ページ目のトップにいた方がよく見られます。

これが10ページ目にあればお客さんはページを捲りませんし、なるべく高い位置に自分の商品を表示させたほうが良いです。(路面店で言うならば「入り口の正面」に売れ筋商品を置く)

Amazon SEOで上位表示させることで売上・利益をしっかり上げていくことが可能で、そのためにも”タイトルに入れている商品キーワード”がとても重要になります。(タイトルには余計なキーワードは入れない)

2つ目に「スポンサープロダクト広告でのキーワード選定に役立つ」ですが、スポンサープロダクト広告も商品タイトルに入れているキーワードとの関連度が高く、ここに入れているキーワードも非常に重要です。

3つ目は「スポンサープロダクト広告とAmazon SEOの相乗効果」ということで、Amazon SEOを上げるために広告を打っていきますが、その際にタイトルに入れているキーワードが両方に関連してきます。

広告からも売れていけばAmazon SEOの上位表示にも繋がりますので、商品タイトルはかなり重要となりますが、ただ分かっていてもタイトル付けで失敗してしまう方がいます。

失敗する人がやりがちなミス3選

ここからは「失敗する人がやりがちなミス3選」ということで、商品タイトル選定で失敗しがちな3つのパターンをご紹介します。

1.キャッチーなワード、造語を多用してしまうこと

例:
発売したばかり・お買い得・激安

やりがちなミス1つ目ですが、「キャッチーなワード、造語を多用してしまうこと」になります。

これは「発売したばかり」「お買い得」「激安」などの商品タイトルとは違う”釣りキーワード”で、クリックを誘うようなキーワードのことです。

正直、こういった「全米で大ヒット」などの造語(自分で勝手に考えたキーワード)は基本的にはNGになります。

対策1:Amazonのタイトル規約を知っておく

対策としまして、まず「Amazonのタイトル規約を知っておく」ことが大切です。

タイトル付けをミスしないためにも以下のようなAmazonのタイトル規約を理解しておきましょう。

タイトルの規約
  • 付属品の説明は商品の仕様または商品の説明フィールドに追加できます
  • 本来の商品名と関係のない文章や記号を含めないで下さい
  • 各項目は半角スペースで区切ります
  • 商品名はスペースも含め全角50文字以内で入力して下さい
  • 服&ファッション小物、シューズ&バッグ、時計、ジュエリーの場合は商品名はスペースを含め65文字以内で入力して下さい

上記のような形でAmazonではタイトルの規約があり、基本的に「タイトルは50文字以内」になります。

こちらはAmazonのヘルプにも載っていますので、しっかりと併せてご覧頂きたいと思います。

  • スペースは半角で入力して下さい
  • 半角カタカナは使用できません
  • 英数字とハイフンは半角で入力して下さい
  • Type 1 High ASCll文字やその他の特殊文字、機種依存文字は使用できません
  • セール、OFF率、激安、送料無料、限定予約、入荷日、シーズンなどをタイトルに入れないで下さい

こちらもAmazonのタイトル規約ですが、”スペースは半角”にするようにしましょう。

あとは全角の英数字も使わないようにして”数字は半角にする”ということと、セールの文言(「激安」「送料無料」など)などはタイトルに入れないようにして下さい。

激安や送料無料などのキーワードを入れてしまうと、Amazonで引っかかってしまって「一時販売停止」「勝手にタイトルを書き換えられてしまう」などが出てきますのでご注意下さい。

対策2:タイトルの設定が上手いかつ売れている商品ページを3個~5個程度分析してみると良い

対策の2つ目としましては、「タイトルの設定が上手いかつ売れている商品ページのタイトル」を3~5個分析してみると良いです。

例えば、こちらの加圧シャツのタイトルの付け方ですが、「【Amazon限定ブランド】 モアプレッシャー(More Pressure) 加圧シャツ 加圧強化タイプ メンズ用 (Vネック/半袖)」は非常に綺麗かと思います。

そして、こちらのバーベキューコンロのタイトルに関しても、「バーベキューコンロ 焚き火台 収納ケース付き ステンレス製 2-4人用 アウトドア キャンプ 火吹き棒付き」とあり、特に煽るような文言は入っていません。

そして、こちらのフィットネス水着ですが、「S4R(エスフォーアール) メンズ パッド付き フィットネス 競泳水着 ゴーグル スイムキャップ ゴーグルケース 4点セット」のように商品に関連するキーワードだけで構成されています。

こういったタイトルを3~5個を参考にしてみて、分析してみると良いかと思います。

2.思いついたキーワードを選定してしまう

やりがちなミス2つ目としては、「思いついたキーワードを選定してしまう」ということです。

客観的ではなく主観で「このキーワードにしてみよう!」となってしまいがちですが、「そのキーワードが本当にお客さんが検索しているキーワードなのか?」は中々分からないです。

対策:実際に検索されているキーワードを元に選定する

この対策としまして、「実際に検索されているキーワードを元に選定する」というやり方があります。

データに基づいて判断するということが非常に大切で、その調べ方は以下の3つとなります。

実際に検索されているキーワードを調べる方法
  1. Amazonの検索窓のキーワードサジェスト
  2. SellerSpriteキーワード逆引きリサーチ
  3. SellerSpriteキーワードリサーチ

調べ方としましては、1つ目に「Amazonの検索窓のキーワードサジェスト」を参考にします。

2つ目に「SellerSprite(セラースプライト)キーワード逆引きリサーチ」があり、3つ目に「SellerSpriteキーワードリサーチ」があります。

こういった所を活用することによって、データに基づいた判断をすることが可能となりますので、次は実際に画面を使いながら解説をしていきたいと思います。

実演解説

では実際に画面を使って解説していきますが、まずはライバルの商品を表示させます。

  • 水着 メンズの場合

このようにライバル商品が出てきましたら、「SellerSprite(セラースプライト)の拡張機能」をインストールすると使用できます。

もしくは「セラーセントラルのホームページ」より無料試用版からメールアドレスを登録して、使用できますのでぜひ試してみて下さい。(拡張機能の場合はすぐに表示されるのでお勧めです。)

例えば、こちらの商品で「どういったキーワードで関連性が高いのか?」、つまり「売れているのか?」「よく検索されているのか?」がSellerSpriteで分かるようになっています。

評価の右横にあるボタンで「逆引きリサーチ」が可能で、オレンジのボタンを押していただくと読み込みが始まります。

現状の無料試用版の方では10個までキーワードが表示されるようになっていて、「スタンダード会員以上」になればこの制限が解除されます。

こちら上位だけで見ますと、Sサイズにおいては「競泳水着」というキーワードが1番、右に表示されている葉っぱの枚数が多いので”関連度が高い”となります。

全く関係のない商品では検索されておらず、想定されているキーワードであり、こういったキーワードから確認して頂ければと思います。

あとSellerSpriteには「キーワードマイニング」という機能もあります。

例えば「水着」というキーワードを右上の検索窓に入れると、関連キーワードで「よく検索されるキーワード」が表示されます。(10件までなら無料で見ることが可能です。)

関連キーワードについて、詳しくは「キーワードリサーチ」の方で調べることができます。

例えば、「水着」であれば去年の7月のデータをリストから選択します。

さらに「水着 メンズ」と検索をすると、以下のような一覧が表示されます。

表示される項目からは「月間検索数」「月間転換率」などが確認でき、具体的な数字で検索ボリュームが多いのが「水着 メンズ」です。

ちなみに、こちらは現状のデータしか見ることが出来ませんが、季節性商品に関しては”過去のデータが見れる”というのは大きいかと思います。

あとは「キーワードサジェスト」の機能があり、Amazonの検索窓に「水着」と入れますと、このような形で”サジェストワード”が表示されます。

この辺りのキーワードは”よく検索されているキーワード”なので、「水着 メンズ」であれば「水着 メンズ フィットネス」「水着 メンズ 競泳」などのメンズ関連のキーワードは外せません。

注意点として、「スピード(メーカー)」のようなキーワードが出てきますが、メーカー名をタイトルのキーワードに入れることはNGなので気をつけて下さい。

  • 財布 メンズの場合

財布の場合も同じように見ていくことが可能で、「逆引きリサーチ」ボタンを押しますとこのようにキーワードが一覧で表示されます。

葉っぱの枚数が多いので、どのキーワードからのアクセスも強いということが分かります。

このようにSellerSpriteなどを利用しながら、なるべく「検索ボリュームの多くて、売れているキーワード」を使って、タイトルを構成するようにしましょう。(基本的に50文字以内です。)

シューズ&バッグでは「65文字以内」ですが、こちらの商品は「[ジルマン] 財布 メンズ 長財布 牛革 YKK製 ラウンドファスナー」と非常にシンプルなタイトルになっています。

凝縮されたキーワードでSEOを上げている商品ですので、タイトルには自分のブランド名以外の「固有名詞」「検索されないキーワード」などは入っていないことが分かります。

このような形で「客観的な事実に基づいて判断する」ということが大切で、自分が思いついたキーワードは必ずしもお客さんが検索してくるキーワードとマッチしていません。

つまり、自分が思いついたキーワード(検索需要のないキーワード)でどれだけSEOを上げても”売れない”ということになりますのでご注意下さい。

3.商標を取得されているキーワードを入れてしまう

NG例:
ルイヴィトン風
三愛のような水着
ナノイー

やりがちなミス3つ目ですが、「商標を取得されているキーワードを入れてしまう」というパターンです。

例えば「ナイキ」「マクドナルド」など、勝手にタイトル・説明文に入れてはダメで「商標侵害」になってしまいます。

商標キーワードを入れてしまうと「販売停止」になったり、最悪の場合「損害賠償を求められる」などもありえますので要注意です。(「〇〇風」なども危険です。)

対策1:実際に検索されているキーワードを元に選定する

対策の1つ目としましては、必ず「他社のブランド名やキャッチーなワードはJ-platで商標を検索する」という対策をとるようにしましょう。

「〇〇風」「〇〇のような」などもやりがちですが、グレーではなく”真っ黒”ですのでご注意下さい。

よくある商標侵害例
  • ライバル商品のブランド名を入れている

ブランド保有者に見つかると
修正依頼・出品停止を受けるリスクあり

よくある商標侵害例として、「ライバル商品のブランド名を入れている」ということがあります。(他社のブランド名を商品ページの中に入れてしまっている状態)

これは非常に良くなくて、広告の場合はOKですが商品の場合はタイトル・説明文にライバル商品のブランド名を入れてはいけません。

ブランド保有者に見つかった場合、「修正依頼」「出品停止」に繋がってしまうことがあるので、ぜひ注意して下さい。

対策2:ライバル商品のブランド名はタイトルや商品説明欄には入れない

商品ターゲティング広告で対処

対策の2つ目としましては、「ライバル商品のブランド名はタイトルや商品説明欄には入れない」ということです。

ただし、Amazonのスポンサープロダクト広告で商品ターゲティングをする場合の「誰にターゲティングするのか?」「誰に広告するのか?」という時、ライバルのブランド名を出すのは可能です。

対策3:キャッチーな機能名(ナノイー・プラズマクラスター光触媒など)は事前にJ-platで検索して一般的な言葉に言い換える(除菌機能・ウイルス除去)

対策の3つ目としては、「キャッチーな機能名は事前にJ-platで検索して一般的な言葉に言い換える」ということです。

ナノイー・プラズマクラスター光触媒など「ブランド名でなければ良いのでは?」という所がありますがそれもNGで、商標が取られている可能性がありますので注意する必要があります。

ですので、キャッチーな機能名などは”一般的な言葉”に変えてしまって、例えば「除菌機能」「ウイルス除去」などのキーワードに留めておくようにしましょう。

商標が取られている固有名詞は使えないということを覚えておいて、注意されるようにして下さい。

あとは自分がオリジナルで考えた商品名なども検索されないので”売れない”という状態になってしまいますので、基本的にキーワードとして入れないようにして下さい。

まとめ

・なぜキーワードが重要なのか?
Amazon SEO対策
SP広告のキーワード選定

・失敗する人がやりがちなミス3選
①キャッチーなワード・造語を多様してしまうこと
②思いついたキーワードを選定してしまう
③商標を取得されているキーワードを入れてしまう

今回は「Amazon SEO初心者必見!商品キーワードNG集3選と対処法 リサーチ実演」をお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?

すごく難しいことではなく、当たり前のことだったりするのですが、初心者の方はこの当たり前の部分がよく分からない状態にあるかと思います。

ですので、今回の内容はとても重要で、知らずにやってしまって「知的財産権の侵害」をしてしまっても、知らないで済まされない部分があります。

ですので、こちらでしっかりと把握しておいて、正しいタイトルを付けて頂ければ”売れていくための基盤”が作れます。

タイトル付けをミスしてしまいますと、”どれだけ売れる商品でも売れない”という状態に陥りますので、ぜひ出品前にこちらの記事を何度も参考にしてみて下さい。

URL
TBURL

コメントを残す

*

Facebookでコメントする

Return Top