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OEM・ODM戦略

コストを抑えつつ確実に利益をとっていくためのAmazonスポンサープロダクト広告入札戦略4つの施策

コストを抑えつつ確実に利益をとっていくためのAmazonスポンサープロダクト広告入札戦略4つの施策

今回のテーマは「コストを抑えつつ利益をとっていくためのスポンサープロダクト広告入札戦略4つの施策」についての解説です。

Amazonのスポンサープロダクト広告ですが、これから初心者の方が自分の商品を出していき、しっかりと稼いでいく時に広告を使うことがあるかと思います。

ですが、広告にお金を使いすぎる不安もあるかと思いますので、今回はそういった初心者の方でもコストを抑えつつ、広告を出して利益を出すノウハウをご紹介します。

Amazonスポンサープロダクト広告入札戦略の”4つの施策“としてお伝えしていきますので、ぜひ最後までご覧になって、参考にして頂ければと思います。

動画での解説講義

Amazon OEM初心者でもコストを抑えつつ利益を得ていくスポンサープロダクト広告入札戦略4つの施策

こちらではAmazon OEMにおいて、初心者でもコストを抑えて確実に利益を得ていく「スポンサープロダクト広告入札戦略 4つの施策」をお伝えします。

基礎講座・応用講座の2つを用意しておりますので、まずは以下の「基礎講座(初心者講座)」の動画をご覧になって頂ければと思います。

コストを抑える入札戦略4つの施策

<施策1>「ダウンのみ」を利用する

「コストを抑える入札戦略4つの施策」の1つ目ですが、「ダウンのみ」を利用するという所になります。

「ダウンのみ」にすると入札単価の高騰が抑えられるという仕組みですが、Amazonでは入札単価を自動調整する機能があります。

「ダウンのみ」にしておくと自分が設定した価格よりも上がることはありませんし、むしろ段々と安くして貰えるので、広告単価を抑えることが可能です。

また、入札単価の目安としては「推奨単価の-5円~+5円」の範囲で設定してみると良いです。

ポイント:商品力・販売戦略に応じて入札単価を調整する

ポイントは「商品力・販売戦略に応じて入札単価を調整する」ということですが、入札単価の範囲は「推奨単価の-5円~+5円」としています。

ですが、商品のキーワード・単価などの”商品力”というものが変わってくるので、商品に合わせて微修正を行っていく必要があります。

その市場に対して1番手のライバルに勝てる商品力である場合

もし、その市場で1番となるライバルに勝てる場合、「推奨単価+1円~+5円」の範囲で設定して、「アップ&ダウン」で設定も検討してみて下さい。

この設定の場合は入札単価が上がりますが、広告を出してみて、「どういう効果が現れるか?」を見るのは1つの戦略としてはアリです。

その市場に対して3番手4番手だが特定のニーズに訴求するニッチ商品の場合

次に、その市場に対して3番手4番手で、特定のニーズに働きかけるニッチ商品の場合も考えていきます。

こちらでは「推奨単価-5円~推奨価格」の範囲で設定するやり方があるので、こちらで検討してみて下さい。

<施策2>ライバル商品を全てピックアップし商品ターゲティング広告を設定する

「コストを抑える入札戦略4つの施策」の2つ目として、ライバル商品を全てピックアップして、商品ターゲティング広告を設定するというやり方があります。

このメリットとしては「商品力があれば、ピンポイントに狙ったライバル商品から購入者を奪える」ということになります。

つまり、ライバル商品を買いに来たお客さんが”商品下“に出てくる広告を見て、「こっちの商品の方が良さそうだな」とお客さんを誘導することが可能です。

これはつまり「ピンポイントでライバルに対して広告を出していく」という戦略になります。

商品ターゲティング広告とは商品表示の下の「赤枠」の部分に表示されている広告のことです。

指定したASINやカテゴリの関連性が高い場合に表示される仕組みで、お客さんが商品を比較検討しやすいので、”鉄板“と言える施策の1つです。

手順
  1. ライバル商品をピックアップ
  2. 商品ターゲティング広告として設定
  3. 入札単価を設定

施策の手順として、まず「ライバル商品をピックアップ」してから、次に「商品ターゲティングの設定」をして、最後に「入札単価を設定」としていきます。

こちらの商品ターゲティングの詳しいやり方については、以下の動画「アマゾンスポンサープロダクト商品ターゲティング広告について徹底解説」をぜひご覧下さい。

ポイント:商品力・販売戦略に応じて入札単価を調整する

ポイントですが、こちらも同じく「商品力・販売戦略に応じて入札単価を調整する」ことが必要となります。

まずは広告を出してコスパがどうなっているかを確認し、微妙に調整をしていく必要があるということです。

その市場に対して1番手のライバルに勝てる商品力である場合

同じく「その市場に対して1番手のライバルに勝てる商品力である場合」ですが、「推奨単価+1円~+5円」の範囲かつ「アップ&ダウン」で設定をしましょう。

その市場に対して3番手4番手だが特定のニーズに訴求するニッチ商品の場合

また、「その市場に対して3番手4番手だが特定のニーズに訴求するニッチ商品の場合」も、「推奨単価-5円~推奨価格」の範囲で設定するようにして下さい。

先程のキーワード戦略と全く同じですが、商品ターゲティング広告の方でも同じようにやってみて下さい。

<施策3>1単語だけのビッグキーワードを除外する(ニッチ商品のみ)

「コストを抑える入札戦略4つの施策」の3つ目ですが、「1単語だけのビッグキーワードを除外する」ということです。

これはニッチ商品のみの話で、「1単語のみで検索してくるお客さん」がいますが、その際の”ムダなクリック”を減らすことが可能となります。

例えば「ワイヤレスイヤホン」などのマス市場の場合は”1単語でも広告を出していく必要“がありますが、どうしても資金力が掛かってしまいます。

一方でニッチな商品の場合、なるべく費用対効果を出していこうとする場合、ニッチだと1単語だけで検索してくる場合は「割りに合わない」という所が多いです。

ビッグキーワード1単語の例
  • ワイヤレス充電器(家電カメラ)
  • ワイヤレスイヤホン
  • 折りたたみ椅子(スポーツ&アウトドア)
  • フォームローラー
  • ホットアイマスク
  • アイマッサージャー
  • ヨガマット

ビッグキーワード1単語の場合、そこから「どういう商品を求めているのか?」が非常に分かりづらいので、広告戦略としてやりにくいです。

また、ビッグキーワードの目安としては、Seller Sprite(セラースプライト)機能の「キーワードマイニングorキーワードリサーチ」を利用します。

そこで「月間検索数3万回以上」のものは「ビッグキーワード」と言えますので、「1単語を外しておく」ことをオススメします。

1単語だとアバウトになり、ムダなクリック・広告を生みやすくなるので、1単語だけのキーワードは避けるようにしましょう。

対策方法:「ビッグキーワード+サジェストワード」でフレーズ一致または完全一致にする

対策方法としては「ビッグキーワード+サジェストワード」として「フレーズ一致」または「完全一致」にします。

例)
ビッグキーワード1単語のみ
ホットアイマスク:月間検索件数 61,106回
ビッグキーワード+サジェストワード
ホットアイマスク usb:月間検索件数 4,898回
アイマスク おすすめ:月間検索件数 4,875回

ビッグキーワードで売れている商品ということが前提ですが、ホットアイマスクの場合は「ホットアイマスク usb」「ホットアイマスク おすすめ」などにしていきます。

購入意欲があるお客さんに絞り込むことが重要で、ムダなクリックを減らすために1度試して頂くと良いかと思います。

<施策4>誤字or同義語をフレーズ一致で出す

「コストを抑える入札戦略4つの施策」の4つ目ですが、「誤字or同義語をフレーズ一致で出す」となります。

メリットとしては“棚からぼた餅“ということで、お客さんがスペルミスや違う言い回しをした際、自分の商品が表示されれば売れる確率は高くなります。

例)
アイマッサージャーの場合:
月間検索件数 158,714回
→目元マッサージャー:月間検索件数 19,096回
→目 マッサージ:月間検索件数 7,180回
→目の疲れをとるグッズ:月間検索件数 2,344回

ホットアイマスクの場合:月間検索件数 61,106回
→ほっとあいマスク:月間検索件数 19,329回

アイマッサージャーの場合は「目元マッサージャー」「目 マッサージ」「目の疲れをとるグッズ」などにすると、月間検索件数がかなり変わってきます。

ホットアイマスクの場合も「ほっとあいマスク」などの“スペルミス“を狙ったりすることも可能です。

スペルミスに関しては自分でパッと思い付けるものではないので、複合キーワードはSeller Spriteの「キーワードマイニング機能」を活用して見ていくと良いです。

実演解説

ではここで、実際にセラースプライトでキーワードリサーチをする際の「実演解説」をしていきます。

今回は「ヨガマット」で実演解説をしていきますが、検索する際に「静的」「動的」とありますが「動的マイニング」の方を選択し、検索をして下さい。

そうするとこのような形で表示されますが、ヨガマット1単語だと「月間検索件数:約28万件」「販売件数:1万2000件」と圧倒的に多いです。

その他には複合キーワード・類似(同義語)キーワード・スペルミスなどがありますが、例えば「ヨガ マット」であれば「月間検索件数:4,457件」と急に下がってきます。

類似キーワードの場合は「ストレッチマット」があり、商品的にはほぼ同じですが「月間検索件数:21,836件」と3万件以内に収まります。

ですので、ヨガマット1件だけで広告を打ってしまうと、ムダなクリックを発生しやすく、広告でのSEOも取りにくいです。

あえてヨガマット1単語だけのキーワードを外すことによって、広告のムダなクリックを減らし、結果的にコストを下げることが出来ます。

あとは「ヨガマット 10mm」や「ヨガマット人気」などもあり、「月間検索件数が3万件以下」を基準にキーワードを見ていくと良いと思います。

他にも「よがまっと」や「エクササイズマット」などがあり、「ヨガ・ピラティス用品」なども出てきます。

さらに「トレーニングマット」などのキーワードが出てきますので、この中から検索ボリュームがあり、売り上げ件数も出ているキーワードをピックアップしていって下さい。

このような形で「キーワードマイニング」を使って頂き、スペルミスや同義語のキーワードを探して頂ければと思います。

まとめ

  1. 「ダウンのみ」を利用する→商品力・販売戦略に応じて入札単価を調整する
  2. 商品ターゲティング広告を設定する→商品力・販売戦略に応じて入札単価を調整する
  3. 1単語のビッグキーワードを除外する→「ビッグキーワード+サジェストワード」の複合キーワードをフレーズ/完全一致
  4. 誤字or同義語をフレーズ一致で出す→キーワードマイニング機能からピックアップ

今回は「コストを抑えつつ確実に利益をとっていくためのスポンサープロダクト広告入札戦略4つの施策」をお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?

ここまで「スポンサープロダクト広告入札戦略4つの施策」を解説しましたが、まずはどれか1つでも良いので、チャレンジをしてみて下さい。

商品によって”絶対こうするべき”というものはないですが、1度仮説を立てて試して頂き、最低でも「3日~1週間」で様子を見ていくと良いと思います。

その結果を元に「次にどうするのか?」を調整していくのがオススメですので、1日では判断できないので、ぜひ何日か見て頂いて次の施策を打っていきましょう。

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