今回のテーマはAmazonでオリジナル商品を販売する際に、セット販売で差別化を図る方法を解説していきます。
基本的に自分の出した商品は、どこかで差別化をしていかなくてはなりません。
ライバルと同じ商品で販売をしても、短期的な売上しか見込めないでしょう。
長期的な売上を作っていくためにも、今回はセット販売といった方法を紹介していきます。
動画での解説講義
セット販売とは?
セット販売とは関連する2つ以上の商品を組み合わせ、1つのセットとして販売することです。
例を挙げると、ノートとペンをセットにして販売することが、セット販売の差別化です。
ただし、ノートにテディベアのぬいぐるみを付けるといった、関連性の低い商品をセットで出しても購入者側は魅力を感じません。
あくまで、付加価値があるものを付けることが重要です。
セット販売の利点として、ライバルが同一商品を売っていた場合。
通常であれば、先に販売していた方が圧倒的に市場では有利になります。
そこにセット販売で付加価値を付けることが重要です。
ライバルと商品の差別化を図ることで、需要が増えて長期的な利益を目指すことができます。
セット販売、販売者側のメリット
まずメリットととして挙げられるのは、差別化ができるという点です。
ライバルが単品で販売している場合、セットで売ることでライバルよりも付加価値をつけて販売ができます。
次は相乗りされにくいという点です。
Amazonで相乗りをする場合、同じ商品を取り扱う必要があります。
セット販売をすることで、相乗りをするハードルが上がり、相乗りされにくい状態を作ることが可能です。
そして、単純に売れやすいです。
付加価値がある分、購入してくれる人が単品での販売よりも多くなります。
結果訴求力も上がり、売り上げにつながりやすくなるでしょう。
購入者側のメリット
単品で購入するよりも、何かついていた方がお得感を感じるというメリットがあります。
また、欲しいものがセットになっていた場合、別々に購入する手間が省ける。
そういったメリットもあります。
4つのセット販売方法
1.同商品を2個以上で販売
同じ商品を複数セット販売する方法です。
数が多いと嬉しい商品の場合効果的になります。
例として下記の2つがあるので、参考にしてください。
2.サイズ違い・色違い
サイズ違い・色違いの商品を販売する方法です。
バリエーションを増やすことで、購入意欲を高めます。
3,使用を補助
メインの商品を補助する目的で、サブの商品をセットにする方法です。
下記の例のような感じで、合わせて使うと効果的な商品。
サブとメイン二つ合わせて、初めて使えるような商品をセットにすると効果的です。
4付属する商品
付属品がなくても利用できますが、あれば便利な商品をセットにする方法です。
例のような、商品+保管アイテムのようなセットが効果的になります。
セット販売の5つのステップ
セット販売には下記の5つのステップで進めると効果的です。
1リサーチでリリースする商品を決める。
今までの動画で紹介してきたような方法で、リサーチを行い参入する市場を選定。
リリースする商品を決めていきます。
2.レビューもしくはアンケートで客観的データを取る
セット販売をする時に、自分が何を付けるのか決めたのでは客観性がありません。
ライバル商品のレビューを確認し、実際にどんな商品をセットにして欲しいのか、調べることが大切です。
例えば、「○○が付いていればいい」といったレビューは参考になります。
また、クラウドソーシングサイトで、アンケートを取る方法も有用性が高いです。
どんなセット商品が良いか、調査することも有効になります。
3.アリババで該当の商品を探す
1688.comで商品を検索していきます。
商品を見つけたら、本体とは別にサンプル発注も行うようにしましょう。
これも以前の動画で詳しく解説していますが、実際にどんな商品なのか自分の目で検品する必要があるからです。
4値段設定・梱包サイズを確認
ライバル商品と差別化を図る場合、セット商品にしても販売価格は変えないようにしましょう。
値段を上げてしまうと、セットの付加価値が無くなってしまうからです。
セット商品の大切な部分は「お得感」であることを忘れないようにしましょう。
5.出品
画像1枚目にセット商品をすべて載せることが大切です。
後ろの方に画像を載せてしまうと、セット商品がなんだか分からないと思われる危険性が。
1枚目の画像にセット商品を載せて、それ以降で商品解説の画像を入れるのが無難です。
注意点
- セット商品はAmazon販売価格の10%以下に抑える。(できれば5%)
セット商品で付加価値をつける場合、原価が上がってしまうデメリットがあります。
付ける商品によっては利益にならない恐れがあるので、できるだけ安くて付加価値が生まれるものを選別することが大切です。
- 代行業者にセットにしてもらう必要があるので、業者への手数料も考慮していきましょう。
そして、セット販売で価格を上げるのは、基本的におススメできません。
ライバルと同じ価格で、セット販売をするから付加価値が生まれます。
値段を上げてしまうと、上げた価格帯でのライバル商品との差別化が必要です。
そのため、折角セット販売にしても効果が無くなってしまうので、価格には充分気を付けていきましょう。
まとめ
プライベート販売もODM・OEMの2種類があります。
ODMだとアリババの既製品を使うので、オリジナリティが出しにくい問題があります。
その中にセット商品を組み合わせることで、付加価値を生むことが可能です。
ライバルと違う商品が中々見つからない場合でも、セット商品で付加価値を付けることでリサーチの幅が広がります。
今回も動画のご視聴ありがとうございました。
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