今回は、マケプレプライムということについてお伝えします。Amazonでは自己発送の商品では、プライムマークがつかないので、不利な状況です。それを補うため、Amazonではマケプレプライムというプログラムが提供されています。
Amazonではプライムマークがつくか、つかないかで売上が変わります。その部分を解決するのがこのマケプレプライムです。今回の動画を見ていただくことで、マケプレプライムの概要と登録方法について学べますので、中級者、上級者の方は検討する価値はあるかもしれません。
そもそもマケプレプライムとは?
マケプレプライムとは、一言でいえば、自己発送でプライムマークが付けられるサービスと思ってください。多くのアマゾンで購入をするお客さんは、「早く届けてほしい」というニーズがあります。そのため、プライムマークがついているのと、ついていないのでは雲泥の差となって売上が変わってきます。
通常の自己発送ではプライムマークをつけることができません。しかし、一定基準を満たしたセラーへ自己発送でもプライムマークをつけるサービスを提供するのがこのマケプレプライムになります。
どのように表示されるのか?
マケプレプライムで販売している商品についてはFBAに納品した場合と同様に、primeマークが表示されます。FBAに納品した場合と違うのは、「この商品は〇〇が販売、発送します。」と記載されているという点です。
FBAに納品されている場合は、「この商品は〇〇が販売し、Amazon.co.jpが発送します。」と表示されます。
マケプレプライムのメリット
マケプレプライムを利用するメリットについては以下の通りです。
- 検索結果の表示が向上する
- カートの獲得率が上がる
- お急ぎ便と表示されるため購入率がUPする
FBAと同様の扱いになります。
マケプレプライムが販売力強化に繋がる3つの理由
マケプレプライムはFBAと同様の扱いの自己発送です。
- 利用料が不要(初期投資・固定費不要Amazonの購入者対応)
- 1商品から始められる
- プライムマークがつく
マケプレプライムは商品ごとにマケプレプライムを利用する、しないを検討することができます。また、マケプレプライムを利用する利用料はかかりませんので、1商品からはじめることが可能です。(ただし、利用者には一定の要件が必要です)
マケプレプライムの登録方法
まずは、こちらのURLからマケプレプライムの登録ページへ進みます。
マケプレプライムを利用するための設定
まずは、マケプレプライムの配送元住所を選択します。通常はあなたの事務所(自宅)でOKです。
続いてマケプレプライムを利用するにあたっての注意書きがありますので、確認してください。確認後、「次へ」と進んでいくと、
「登録が完了しました」と表示されます。登録方法は以上です。
プライム配送パターンの設定について
マケプレプライムの登録が完了すると、デフォルトとプライム配送パターンという2種類の配送方法を設定することができます。
デフォルトとはあなたが通常通りの自己発送で発送する場合のパターンとなります。
プライム配送パターンとは、マケプレプライムで配送する場合の配送パターンになります。
プライム配送パターン
プライム配送パターンとはマケプレプライムの商品の配送にかかる所要日数があらかじめ決まっています。この決められた配送パターン(配送所要日数および、お届けまでの日数)にしたがって、発送する必要があります。
通常の自己発送のパターン
自己発送の場合は、以下の通りとなります。こちらは右上の配送パターンを編集という欄で編集をすることが可能です。
マケプレプライム対象商品の設定
マケプレプライムを利用する場合の設定方法については、まず「在庫管理」のところから、「出品情報」を選択し、配送パターンの「プライム配送パターン」を選択します。(当然、自己発送の商品をプライム配送パターン[マケプレプライム]に変える設定です)
マケプレプライムの利用条件
マケプレプライムをいきなり使うことができません。マケプレプライムのトライアルを完了する必要があります。アマゾンが定める条件をクリアしないとマケプレプライムトライ合うを完了させる必要があります。
- トライアル対象については、直近50件の出荷が必要です。この50件を3つの条件をクリアする必要があります。
- 99%以上の注文即日の出荷率-注文締め時間(14時)前に受注した商品は即日出荷すること
- 94%以上の追跡可能率-追跡可能な配送方法で出荷する(ヤマト運輸,日本郵便など)
- 1.0%未満の出荷前キャンセル率
上記の条件をクリアする必要があります。商品の追跡ができないといけません。したがって、商品の追跡ができる配送方法で追跡する必要があります。
また、トライアル期間中はプライムマークは表示がされません。
まとめ
マケプレプライムを利用することで、アマゾンの手数料を抑えることができます。また、原価の安い商品などの取り扱いができますので、取り扱いの幅が増えます。ですが、初心者がいきなりマケプレプライムを利用しようとすると納品の作業や発送の作業で混乱することになりますので、初心者はまずはFBAを利用することを推奨しています。
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